記念礼拝と新年交流会開催報告

日時:2018年1月21日(日)13:00~16:45
場所:『賀川豊彦生誕130年記念礼拝』 大チャペル
    講演会『明治学院と賀川豊彦』  大チャペル
    2018年新年交流会      本館10階大会議室
参加人数:礼拝・講演会 85名 交流会 103名

今年の新年交流会は、明治学院に学び、後に教壇に立ち、また、学院理事も務めた賀川豊彦先生の生誕130年を取り上げ、記念礼拝と講演会も併せた形で行われました。

記念礼拝は、明治学院音楽主任の長谷川美保先生による前奏で始まり、讃美歌、聖書拝読に続き、グリークラブOB・OGによる賀川先生作詞の『白金聖歌』の奉唱があり、奨励は、明治学院大学名誉教授で現在、公益財団法人賀川事業団雲柱社理事長である加山久夫先生(日本基督教団牧師)が『行って、あなたも同じようにしなさい』と題し、お話してくださいました。席上献金は、雲柱社の働きに対して捧げられました。

講演会は、加山先生に《いま、なぜ賀川豊彦か》『明治学院と賀川豊彦』と題し、以下の内容で講演をしていただきました。
Ⅰ忘れられた巨人 賀川豊彦(1888[明治21年]~1960[昭和35])
Ⅱ明治学院時代の賀川豊彦
Ⅲ明治学院から神戸神学校へ
Ⅳ救霊救貧活動から防貧運動へ
Ⅴ明治学院大学のモットー“DoforOthers(他者への貢献)”   
講演では、賀川が海外において、ガンジー、シュヴァイツァーと並び『三つのトランペット』と称されたこと。戦後、ノーベル平和賞候補3回、ノーベル文学賞候補2回に推挙されたこと。明治学院在学中から『社会科学と組合運動』に眼を向けていたこと。『本の虫』だったこと。神学部に代わるものとして社会科(現社会学部)を設立したこと。専任教授時代に優秀なレポートには謝礼を用いて賞(奨学金)を与えたこと。学院へ約13,000冊が寄贈図書(現在、賀川豊彦記念松沢資料館に永久貸与)として贈られていること。などが紹介され、大変興味深く、今後の参考となるものでした。

交流会は、司会を社会学部卒業生で現在、ラジオ・テレビで活躍中の番井奈歩さんにお願いして始まりました。                   
             式次第
 
開会の言葉 明治学院同窓会理事・企画情報委員会委員長 林 斯良
ご挨拶   明治学院同窓会会長            竹越浩一
ご挨拶   学校法人明治学院理事長          山﨑雅男
乾杯    明治学院大学同窓会会長          中野 薫

          《懇談タイム》
ガレット・デ・ロア ビゴの店/BIGOT TOKYO 藤森二郎

          《記念撮影》
校歌斉唱                       全員
閉会の言葉 明治学院同窓会副会長           上谷英二
                               (敬称略)
◎とても和やかな雰囲気の中で閉会となりました。      
                          (文:同窓会事務局)

 

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