満喫した青春/明治学院

 白金のオシャレな立地。荘厳なチャペル。そしてかっこいい先輩たち!私が第一志望の大学を辞退してでも明治学院大学に入学したい!と入試を終えた頃に思うようになった理由は、今から思えば????と思ってしまうような理由でしかありませんでした。(ミーハーでしたね?)

中学生の頃から英語が好きで、将来英語を使った職業に就きたい!そう思っていた私は迷わず英文科を選び明治学院大学 英文科に進学をするために上京しました。入学式ではパイプオルガンの音色に感動し、涙ぐんでいる私の姿が卒業アルバムに載っていて、今でも、明治学院大学に入学したという当時の感激を思い出す事ができます。同じクラスの同級生は皆、気品が有り、良家のご子息、お嬢様に見えました。

私達の学年から1~2年生が戸塚校舎で学ぶ事となり、憧れだった白金の校舎はお預けの2年間でしたが、広々としたキャンパス、ピカピカの校舎はのびのびとして別の魅力がありました。遠くて通うのは大変な部分はありましたがエネルギッシュな下級生時代を過ごすには良い環境だったと思います。3年生になって、晴れて憧れの白金校舎に通えるようになった時はとてもとても嬉しかった事を覚えています。

私の大学4年間はいわゆる「バブル全盛期」で、当時の私も時代の波に逆らう事なく(笑)バブルを謳歌した女子大生生活を送っていました。いわゆるワンレン、ボディコンの時代ですね!当時住んでいた街が東横線沿線の菊名で、地下鉄日比谷線で六本木に直通で行けてしまう立地。ついつい遊びに費やす時間も多くなり…単位が取れるか心配になる事もありましたね?でも、確かに学生時代に勉強を一生懸命したか?と聞かれれば…「はい!」と言える学生ではありませんでしたが、LAに留学させてもらったり、バブルという時代を思い切り楽しみ切ったという意味ではやり切った感はありますね(笑)

卒業後はエアラインへの就職を希望していましたが、卒業後は地元に戻るという父との約束があった事もあり故郷の静岡県浜松市で就職し、数年間勤めた後、結婚退職しました。今は、外国語を学ぶ娘と、カナダの高校に単身留学をしている息子の全面サポートをしています。子供達がグローバルな活躍を目指してくれている事で、私も大好きな英語に触れる機会も増え、子供の成長のサポートをしながら自分も成長させてもらっている今日この頃です。この先は和装の勉強をして、海外に行った時や、海外からのお客様をお迎えした時など、日本の素晴らしい文化の一つとして和装を紹介し日本文化を多くの外国人の方に知ってもらえたらいいなあと思っています。

明治学院大学の学生として過ごした4年間は紛れもなく私の人生の中でも1番輝いていた時代ですし、この時があったから今の自分があると思えます。今でも明治学院大学の学生で良かったと思いますし、バブル全盛期の日本を、東京という街でその溢れんばかりのエネルギーを体感できた事、本当にラッキーだったと思います。

子育てを終え、これから迎える人生においても当時のキラキラ感を失う事なく、自分らしく輝ける人生を送っていこうと思っています。
                                                                     杉浦博美(旧姓 後藤)1990年 英文科卒
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