今の白金校舎では考えられないと思いますが、国道を挟んで歩道橋を渡った先に練習場があり、毎日そこで練習をしていました。
練習はすればするほど、所謂上達をしますので、面白くて、それこそ授業そっちのけで練習場に入り浸っていました。
お陰と言うか案の定と言うか、MG5になりまして、親に泣かれました。
当時、ある直談判で、体育会執行部と一緒に平出学長にご進言申し上げる場面がありまして、それは前述した目の前にある練習場が取られる取られないの話だったのですが、「我が体育会洋弓部は、目の前に練習場があるからこそ、明学の建学精神である『文武両道』を体現出来ている部活です。その部から練習場を奪うのですか！」と啖呵を切りました。
体育会執行委員長に、「お前、MG5が決まっているのに、よくあんなこと言えるね」と、呆れられた記憶があります。
そんな、白金にあった練習場も、今は戸塚校舎遠望橋の下にあります。
みんな一生懸命練習をしていますので、戸塚校舎に行ったら気に留めてあげてください。
荒木俊哉(1981年文学部英文学科卒業)
