支部長あいさつ

 明治学院同窓会ウィメンズ クラブ「くらら会」は、一昨年2014年6月28日の設立総会で承認された、”地域支部ではない支部”という位置づけの、明治学院で学んだ女性の同窓会です。「くらら会」という名前は、ヘボン博士の夫人の名前(Clare Mary)ですが、ひらがなの「くらら」としています。

 なぜ今女性の同窓会なのかというご質問を頂きますが、明治学院は、近年女子学生が男子学生の数を上回ったということですが、卒業後は、女性の同窓会への参加が途絶えてしまうというのが現状です。女性が同窓会に参加しない、あるいは参加できない理由には、仕事や家事・育児、少しの時間をおいて介護の問題など様々なことが考えられます。同窓会の活性化が論じられて久しいですが、女性が参加できない、あるいは参加しないのは、非常に残念なことであると思います。同窓会の要は、支部の発展と言われておりますが、女性が参加しやすい社会を作ることで、同窓会への興味・関心が増し、それが同窓会の活性化につながるのではないか、それが各支部への参加を促し、人と人との輪を広げ、同窓生としての絆を強めることになってゆくのではないかと、何年も前から同窓会理事の間では女性の特質を生かした同窓会の設立の必要性がささやかれておりました。

 今でも「女性だけの同窓会などを組織しても、意味がない」「女性だけの会など時代に逆行しているのではないか」という声が聞こえてきます。ところが活動に参加している会員からは、「このような会を待っていた」「明治学院らしい雰囲気で学生時代にかえったみたいでよかった」「気が置けない会で、楽しかった」「卒業生として、過ごした母校が大切なものとして感じられ、同窓生同士このような会に参加して、新しい交流を楽しみたい」という感想が寄せられています。多くの女性卒業生の声から、改めてこの「くらら会」の必要性を知らされています。

 現在「くらら会」の会員数は103名(2016年2月1日現在)、まだまだ知名度も低く、会の趣旨なども十分に浸透していない、弱小の組織です。これからは一人でも多くの全国の女性同窓生の皆様とつながりながら、明治学院同窓会の発展に寄与してゆくための努力が求められています。最近では、全国の各支部に女史会ができ始めていますが、その女史会が独立した活動をしながら、「○○県くらら会」というような名前で「くらら会」として横につながっていくことが可能ではないかと考えています。

 「くらら会」の活動は、親睦だけに終わりません。社会的活動として、行事に併せてバザーを開催し、その売り上げを学生支援のための基金として積み立てています。最近ではわずかながらバザーの売り上げ金がまとまりましたので、主に東日本大震災の地に学生を派遣している明治学院大学ボランティアセンターへ寄付することができました。各自宅に眠っている古着を会員から寄付してもらい、それをバザーという場を経ることで卒業生の母校の支援につなげるという形です。「くらら会」は、それぞれが参加しやすい方法で同窓会活動に参加し、そこから同窓会活動のきっかけもつかめるのではないかと考えています。会費も年間1,000円と払いやすい金額に抑えています。

 「くらら会」の活動に参加することで、何かが会員それぞれの心を動かし、それが同窓会活性化の力になるのではないかと思います。「くらら会」は、地域という縛りがありません。ですから、全国にその花を咲かせたい・・・皆様、ご一緒にいかがでしょうか。ご連絡をお待ちしています。

(柏木美和子 1966年文学部社会学科卒業、2007年社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了)

「くらら会」事務局:
東京都西東京市富士町1-7-66-406 
e-mail: mimigribble43@yahoo.co.jp(くらら会専用)