明治学院の同窓生で国際ビジネスマンとして活躍された「江川淑夫」氏について岩間優稀先生が書かれました書籍を、同窓生・在校生の皆様にこの機会に一読頂きたく、埼玉川口支部 金子謙四郎支部長より推薦がありましたので紹介させて頂きます。

おかげさまで、30周年を迎えました埼玉川口支部ですが、その喜びや嬉しさにもう一つ楽しい出来事が加わりました。それは中部大学の岩間優稀先生が私達の同窓生である江川淑夫氏の「小自伝」を出版されました。

この書籍は四章建てで、第一章に明治学院での学生生活のことについて触れられており、更に文章を読み進めるとその後の江川氏の活躍に同窓生も在校生も目を見張る事ことばかりです。

江川氏は国際ビジネスマンとして最先端社会の中で過ごされた日々、そしてその時々の思い、また海外で過ごされたご体験の数々は、心に共感するものがありました。私たちも生活の中でいつも原点に立ち返り、「これから先にどのようにするべきか。どのようにしたらよいか」などを考えることは私たちにとっても大切な現実の課題となります。考え深いものがありました。

埼玉川口支部25周年総会の時に江川氏に特別講演をして頂き、その中で企業買収や半導体事業への参入など、ご自身の命を削るような日々を過ごされたことと思いますが、「大変なことばかりの中で、どうしてあのように普通のご様子で淡々と語られるのか」が私たちには不思議に感じました。また、母校のことをお話になる時はいつも笑顔で話されていました。埼玉川口支部の田中鐵次氏は高校からの同級生でその「再会」の際も大変に微笑ましく、思わず周りからも大きな笑い声の起こることもありました。

世の中は、大変難しい時代に入っていますが、同窓生にとっては、母校・明治学院そして明治学院同窓会は残された「心のふるさと」と思います。先輩たちのご活躍は本当に誇りです。どんな日にも立ち返ることの出来る処、それが母校・明治学院であり、明治学院同窓会ではないでしょうか。

今、同窓生の皆様、学ぶ在校生の皆様もまたこれから明治学院を受験してみようかと思われる方々も、機会がありましたら、どうぞこの書籍を手に取って見て頂きたいと思います。どうぞ読んでみてください。

あなたの日々に、扉を叩く本となることを心より祈ります。

(書籍) 題名「世界は舞台」(出版社) 風媒社 (著者)岩間優稀 氏

埼玉川口支部支部長 金子謙四郎

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