世界を舞台に活躍されている同窓生をご紹介させていただきます。同窓会福島県支部にて活動をされている白河市在住で1971年経済学部卒業の「玉手幸一」氏を紹介いたします。

福島県支部にて活動をされている白河市在住で1971年経済学部卒業の「玉手幸一」氏は、現在一般社団法人「こころのケアまごころ」にて代表理事をされています。明治学院大学での学生時代は経済学部の講義ではジョセフ・シュンペーターの理論に傾倒し、原書も読みました。課外活動では、社会人山岳会に所属して、ロッククライミングや冬山登山にのめり込んでおられたとのこと。卒業後はIT企業に就職し、海外IT会社の取引窓口を担当され、定年退職前にフランスの人道支援団体に入り、国際人道支援で途上国の支援を行っておられたとのこと。2022年のロシアによるウクライナ侵攻を機に、社団法人を起ち上げ、ウクライナ避難民支援を行っておられます。

一般社団法人「こころのケアまごころ」の概要について、説明をさせて頂きますと、人道支援を行う国際NGOです。福島県白河市に本部があります。現在は、ウクライナ避難民へのこころのケアを行っております。対象国は日本、モルドバに避難したウクライナの方々です。精神科医、臨床心理士、看護師といった専門家と一緒に活動しています。昨年、今年と地元メディアに紹介された写真をご提供頂き、添付させて頂きました。

一般社団法人 「こころのケアまごころ」設立経緯について

前所属団体である「世界の医療団」にて東日本大震災(3.11)の被災地における、「こころのケア事業」を行っていましたが、ご自身退職後は、震災から10年目の節目となる2021年4月より任意団体として「こころのケア」を医療専門家と協働し、立上げ、活動行っておりました。しかしながら2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻を受け、ウクライナ避難民への「こころのケア」を行うことを決断致し、現在に至っております。

対象地域は日本(全国)と、モルドバ共和国に避難したウクライナの方々とした。モルドバは、人口264万人であるが、現在も避難民を約10万人も受け入れており、厳しい国家財政の中、支援を継続している。そのため2023年度も当該国における支援を継続することと致しました。今後は、ウクライナの隣国モルドバの首都キシナウに事務所を構え、駐在スタッフを配置し、活動を強化する予定でおります。

難民の情報収集のために在日ウクライナ大使館の一等書記官と会議後に、ゼレンスキー大統領の絵の前で撮影された写真も添付されています。

尚、この活動に関心のある同窓生がいらっしゃいましたら、ホームページがありますのでご一覧ください。

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