日光金谷ホテル歴史館見学バスツアー開催

~ヘボン博士ゆかりの地を訪ねて~

明治学院同窓会のイベントで、ヘボン博士生誕200年記念日光バスツアー『ヘボン博士ゆかりの地を訪ねて』が10月3日(土)に開催され、同窓生71名と共に参加しました。
 白金キャンパスを『はとバス』2台に分乗して、出発予定時刻の8時30分より10分ほど早く出発し、一路首都高速をへて東北道を進み、途中、羽生PAにて休息し、日光街道を日光金谷ホテル目指して進みました。

車中では名簿順に従って自己紹介がありました。11時前に日光金谷ホテルに到着し、ダイニングルームにて、同窓生の中島耕二明治学院大学客員大学教授による『ヘボン先生をもっと知ろう』の講演をお聴きしました。講演後のランチでは金谷ホテル名物の「日光虹鱒のソテー金谷風」をいただきました。

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日光金谷ホテルは、医師で宣教師でもあったヘボン博士の勧めで、今後増えるで、あろう外国人客向けのリゾートホテルとして、明治六年に創業した日本で一番古いリゾートホテルです。ホテルのフロントカウンターの後ろの壁には、創業者の金谷善一郎氏の写真の横にヘボン博士の写真が掲げられていました。また、ロビーの奥にはヘボン博士に関するコーナーがあり、ヘボン博士の写真や『和英語林集成』(復刻版)などの資料が展示されていました。

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ホテル玄関前で記念写真を撮影後に、バスで東照宮に向かい、輪王寺駐車場で下車。バスごとに東照宮ボランティアガイドの案内により、平成の大修理中の輪王寺金堂を見た後に東照宮へ進みました。東照宮では『三猿彫刻』『陽明門』(修復中)『眠り猫』『鳴き龍』などを見ました。

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バスにて金谷ホテルベーカリーへ移動し、店内で、金谷ホテルベーカリー社長で、金谷ホテル歴史館館長の申橋社長からご挨拶と説明をいただいたのち、VTR『金谷侍屋敷』を拝見しました。金谷ホテルベーカリーに隣接する『金谷ホテル歴史館』(金谷侍屋敷・金谷侍屋敷=登録有形文化財)を5グループに分かれて見学しました。

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ヘボン博士が最初の客となったカッテージイン(金谷侍屋敷とも呼ばれていた)には、『日本奥地紀行』を著した有名な旅行作家のイザベルバードもヘボン博士の勧めで宿泊されています。申橋社長の説明では、ヘボン博士は6回ほどカッテージインを訪れて1度に3週間ほど滞在されていたそうです。

今回のバスツアーでは、改めてヘボン博士の足取りを感じることができ、楽しく有意義な一日でした。

寄稿:小暮幹雄
写真撮影:内山博司

当日撮った写真をこちらで大きいサイズでご覧になれます。

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