日時:2013年7月17日 会場:3号館3102番教室
2004年経営学科卒業でフェアスタート代表取締役の永岡鉄平氏は、リクルート出身。その後、就職支援会社の設立に参画。法人営業、登録者へのキャリアカウンセリング、広報、採用担当と幅広い業務を兼務し、会社の発展に貢献しました。が、ある時、知ります。児童養育施設等の子どもたちが、親の愛情を満足に受けられず『18歳を迎えると施設を出されて、いきなり社会へ。』そして、結果、ワーキングプアーに陥り、挫折していくことの多さを。これは、「かわいそうな」存在ではなく、「もったいない」存在。今まで「福祉」の視点からしか捉えてこなかった子どもたち。これを「企業」の視点から「集団生活で身に着けたコミュニケーション力や協調性」「自立心」や「就労意識」といった強みを可視化し、企業へ前向きなブランディングを造り出して就労支援を行えないかと。
このビジネスモデルプランは、2010年、内閣府地域社会雇用創造プランコンテストでグランプリを授賞します。
感傷的な態度を排し、人材の本質を捉えようとした見事な結果と思います。
前回の反省を生かし、講演後の質疑応答を充実させたことで、熱心な学生からの質問が多く出され、有意義な時間であったと思います。
同窓会 企画委員長 石川 謙
■永岡鉄平氏 「明学卒社会起業家の挑戦」
■平成25年7月17日(水) 16:30~18:00
■会場:3号館 3102番教室