千葉中央支部「百瀬氏を偲ぶ会・総会・松本教授特別講演及び懇親会」報告

千葉市美術館内 かぼちゃわいん
日時:2014年11月8日(土)  14:00~19:00
会場:千葉市美術館(11F) 
出席者:26名

2014年度明治学院同窓会千葉中央支部の「百瀬氏を偲ぶ会・総会・松本教授特別講演及び懇親会」につきまして、下記の通り報告致します。
                 ― 記 ―
■第一部 百瀬氏を偲ぶ会 
 百瀬氏を偲ぶ会はスクリーンに氏の晩年の写真を中心に白百合のイラストで飾られた遺影をバックに司会者、菊地克之氏の開百瀬氏を偲んで式の辞を持って始まりました。
 私、竹村のリードにて讃美歌121番「馬櫓の中に」を全員で唱和し、「ご在天の神様、本日11月8日はいみじくも私達の尊敬致します百瀬勝幸氏が天に召されて、1周忌を迎える日でございます」と代表祈祷をされ、その後、氏の冥福を願って、全員で黙祷を捧げました。
 そして、氏をよく知る阿部昭夫氏(1958年卒大商)は「百瀬さんはエースというほどうまくはなかったけれども、とても熱心でした」と在学時代に軟式テニス部で一緒だった頃のエピソードを語って下さり、五嶋正道氏(1967年大商)は「百瀬さんのおかげで、千葉の支部組織、活動の基盤が築かれ、後輩の育成にと母校愛に満ちた大恩人でした」とその偉業を称えました。 
 前同窓会長星靖夫氏(1967年大社)は閉会の辞として、「同窓会の多くの先輩はとても個性が強く、ユニークです。百瀬さんもそのような一人ですが、誰よりも、母校、後輩への篤い思いは格別でした。少子化を迎えて厳しい教育環境にあって、学院の発展に共に同窓会が大きく寄与すべく、百瀬さんの遺志を汲んで頑張りましょう」との誓いと激励をされ、式は厳かに、参席者一同、百瀬氏の思い出を胸に、無事終了しました。
(竹村記)

■第二部 総会
 竹村支部長より、ブロック長の立場で、千葉県休眠支部の活動再開総会にて目処がたった事。同窓会情報委員会委員長の立場として、同窓会ホームページの利便性を高めるために、努力中との報告がありました。
 千葉中央支部本年度の活動としましては、支部内で活躍されている、同窓生にスポットを当てるとの方針で、7月6日(日)に飯田晃久弁護士による講演を実施しました。飯田晃久弁護士は、千葉中央支部サイトの「活躍する同窓生」第1番目の登録となりました。今後も、一人でも多くの同窓生登録に向け頑張る所存です。
 当日におきましても、中央支部所属ではありませんが、明治学院大学卒の松本一裕教授(英文学科)に特別講演をお願い致しました。
 今後の課題としましては、2,500名を擁する同窓生との通信手段です。往復はがきでの手段では、金銭的に限界があります。当面は、往復はがきから電子メール、支部サイト案内へ切り替えていく方向を模索中です。検討段階ですが、卒業時に新卒者の電子メール登録及び支部のアピールを実施し、その後支部で新人歓迎会ができれば望ましいと考えています。
 続きまして、服部幹事より、平成25年度会計報告があり了承されました。
最後に、質疑応答もあり盛り上がった総会となりました。
(黒岩記)

■第三部 松本教授特別講演
 明治学院大学、英文科の松本一裕教授により、「いかにボトムアップをつらぬくか(教育と研究の松本教授 特別講演現場におけるKJ法)」というタイトルでのお話でした。
 内容は、先生の悩んで来たことを、KJ 法という手法を使って解決されたこと、KJ 法とは何かについてお話し下さいました。
 KJ法により、自分を理解し、自分の考えを自分の言葉で話すことが出来るので、先生のゼミでは人前で話せなかった学生達が話せる様になったということです。
 また、人と違った意見が、童話「醜いアヒルの子」の様に、より進化したレベルになると大変歓迎されると言う内容も新鮮でした。
 人生で悩んだ時に、先生の様に思い出して使ってみたい!

※KJ法:川喜田二郎氏(東京工業大学名誉教授)が開発した手法で彼のイニシャルを取ってこうよばれる。
(花澤記)

■第四部 懇親会
 総会と松本教授の特別講演の終了後、千葉市美術館内のレストラン「かぼちゃわいん」に会場を移して懇親会を開催。それぞれのテーブル毎に話の花が咲いたところで菊地副支部長の司会進行により出席者の自己紹介が始まりました。
 明治学院同窓会の前会長である星靖夫氏より始まった自己紹介は、各自の持ち時間2分を超える人が続出するほど大いに盛り上がり、フレンチをアレンジしたコースメニューに舌鼓を打ちながらの歓談も大変楽しいものとなりました。
 来賓として参加して頂いた千葉県内の他の同窓会支部の方々とも今後の連携を確認し、大変有意義な2時間でした。
 最後に参加者全員で記念撮影し、懐かしい校歌斉唱に続く花澤幹事の閉会の挨拶でお開きとなりました。
(服部記)

(総合文責 竹村 祥)