明治学院大学社会学部 学内学会卒業生部会

 去る3月4日(土)、午後2時より、学院白金校舎3101番教室にて、沖縄タイムス記者福元大輔氏を迎えて、講演会及びト-クが開催されました。参加者は約80名でした。沖縄基地問題の歴史的背景、現状を客観的詳細なデータを駆使してのパワーポイントによる講演は圧巻の一言でした。氏は締めくくりとして、以下の点に留意して講演活動をされていると述べられました。

1.歴史の線上で現状を訴える。
2.米軍と一括りにせず、それぞれの役割、駐留意義を検討する。
3.国防や外交の問題を思考停止にならず、命や暮らし、人権、主権、自治など多様な視点を持つ。

参加者の多くにとり、基地問題に対する一辺倒、感情論を排しての氏の講演は大変好評でした。

 次の吉原教授のリードによるトークは福元氏の個人的なエピソード、ネット報道の課題など多岐にわたり、これまた有意義なひと時でした。

 その後、場所をパレットゾーンに移して、懇親の時を持ちました。参加者は残念ながら少なくなりましたが、松原学長、学部の諸先生方、現役の学生、卒業生の参席の中、今回のイベントの成功をお互いに喜び、分かち合い、楽しい憩いの交流がなされ、午後7時ごろ、閉会となりました。

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