軟式庭球部(ソフトテニス部)と白金祭

78J 法律学部法律学科卒の漆畑和成です。
体育会軟式庭球部(現ソフトテニス部)に所属していました・

“大学生になったら、楽しく自由なキャンパスライフを謳歌しよう・・・!!”と希望に胸を膨らませて、入学したはずだったのに、何故体育会に入ってしまったのか?
あれは忘れもしないオリエンテーションの日、教室の後ろに、何故か私の名前が書いてあるボードを掲げた学ラン姿の先輩が・・・!!
{漆畑ですけど、何か・・・?}と尋ねると、「君が漆畑君?ちょっといいかな・・・!?」と、連れて行かれたのが体育会硬式庭球部の部室!!
「テニスやっていたんでしょ・・・!? うちに入部しなよ・・・!?」と勧誘を受け、この窮地を脱する為に、楽しく自由なキャンパスライフを夢見ていった私が「軟式をやっていたので、今から硬式をするつもりはありません・・・!!」と答えた次の瞬間、隣の部室が開けられ、「おい、こいつ軟式庭球部に入部するってよ・・・!!」部室には怖い先輩、こうして夢のキャンパスライフは消え去りました・・・(涙)
入部してからは、ほぼ毎日午後は練習、大会前には、東村山の合宿所(非常にボロい)で合宿、夏休みには山中湖や千葉の白子で合宿(炎天下の中、水分NGなんて今だったら大問題)他にも、下級生の頃は、コート整備・買出し・先輩のマッサージ・合宿時の洗濯・掃除
今考えると、そこそこ大変な日々を送っていましたが、先輩方は下手な私の練習にも熱心に付き合って下さる等、面倒見が良く、また、何より今だに続く良い仲間のでき、入部していなければ経験できなかった、厳しい中にも楽しく、充実した学生生活を過ごせたこと、  そして、挨拶・礼儀等 社会人になる基礎が築けた4年間であったと、感謝しています。

そんな中、特に楽しみにしていたのが、“白金祭”でした。
もちろん高校にも、文化祭はありましたが、大学のそれは規模が違い、まさに“祭り”でした。
我々、軟式庭球部は“そば屋”を出店していました。新宿で“北海生そば”を提供する、そば屋を開業していた、T先輩から出汁のレシピを頂戴していたので、プロの味に近く、注文が殺到し、下級生の頃は、出前に忙しかったことを思い出します。
また、白金祭では、プロのアーティストの演奏があることにも感動しました。1年の時には、その年の10月から放送されていた「西遊記」(堺正章・夏目雅子 主演のですよ!!)の主題歌(モンキーマジック)挿入歌(ガンダーラ)で大ブレイクしていた“ゴダイゴ”!!
614番教室がギッシリ埋まる中、実行委員で警備を担当していた私は、その職務を口実にコンサートを堪能させて頂きました(役得・役得・・・笑)
白金祭の最後には、皆で“ねぶた”を踊り汗をかき、出店に帰って、酒を飲んで盛上る、今でもS先輩が歌って踊った“ロック君が代”は忘れられません.こうして白金祭の夜は暮れて行くのでした。
今年は、コロナ禍の影響で、白金祭もリモートで行われるとのこと・・・!?
現役学生の方々が、相違工夫を重ねて、きっと楽しい白金祭になるのでしょうし、また  リモートでないとできない演出等も多々あるのでしょうが、年に一度の白金祭、来年は、やはり皆が肩を抱き合って、盛上れる様な白金祭を開催できることを、切に願っております。