hateful wuhan virus

2019年12月あるネット番組を視聴していたところ、海外で原因不明の肺炎が流行しているとまだ不確かな情報であることを前置きに発信された。
その配信では日本国内からマスクがなくなるかもしれないと予言めいた話もあった。念のため、YAHOOショッピングやAmazonでマスクを検索。
すでに品薄感はあったが、国産メーカーのマスクを箱買いした。
定価より3割ほど高かった。送付元を確認すると和歌山県のとある町。
しかも氏名は漢字3文字。Google mapで調べると畑の中。怪しい。
2020年1月には留学生含む在留(在日)外国人がドラッグストアや薬局のマスクの買い占めに走り、日本人客やお店とトラブルを起こしているとの報道もあった。それから、あっという間に大手メディアにおいて、煽った偏向報道含め新聞、テレビ、ワイドショー等で日本国民の不安を増幅させた。マスクが店頭から消えたのもこの時期であった。
買い占めの実態はここでは記述しない。
1月では東京都とほぼ同じ規模の海外都市で都市封鎖。
日本国政府が邦人を帰国させるため、チャーター機を派遣。
2月にはダイヤモンド・プリンセス号でのwuhan virus感染爆発。
3月に入ると、ビジネスでの会合・会議・イベントが軒並み中止となる。
経済活動に大きく支障が生じてきた。
民間では自主的に自粛していたにも関わらず、成田空港・羽田空港からはノーチェックで外国人を入国させていた。水際対策はゼロに等しい。
3月に社内で初めて感染者を出す。本人は社内ルールを厳守していたものの通勤時の電車内での感染が濃厚であった。怖い。
4月に入り、4月7日~5月24日(5/31までが短縮)間で「緊急事態宣言」が発出された。ただし、法的には私権の制限はできずお願いベースの宣言。
それでも、危機意識が無くお花畑で暮らしている日本国民ではあるが、初めてということもあり、政府の言う通り国民や経済界も率先して自粛した。
テレワークができない日は自宅から勤務先まで電車だと70分かかるところ、極力感染を避けるため車通勤に変え30分強。高速はガラガラ。
トラックの台数も心なしか少なく感じる。
私は宿泊・サービス業界に身を置いているので、この状態が続けば、数か月後にホテル・旅館・飲食店等の売却や倒産が増えるだろうと感じていた。
もともと経営難の施設が収益率の悪い海外からのインバウンドビジネスで食いつないでいたのだから、インバウンドの訪日が無くなれば、金融機関もそういうところには簡単に融資をしないことは明白であり、政府の緊急融資制度だけではすぐに底がつく。
居酒屋等の飲食店はそのほとんどが個人レベルの事業者であるため、充分な休業補償をするべきといまでも思っているが、居酒屋・飲食店含め観光・サービス業全般に対し、エビデンスがないにもかかわらず、スケープゴートに晒されてしまい、生きるか死ぬかの苦境に立たされ、この1年半を必死に生きてきた。この悔しさを、怒りをどこにぶつけるか。
民間であれば、被った損失を損害賠償請求の裁判として成立させるが、世界的なパンデミックを発生させたこの莫大な経済・人的損失は同じ価値観を有する国際社会が結束し、過去より国際法や人権を無視し国際秩序を著しく毀損していることを念頭に償わせてもらいたい。
いま、従来株の1200倍のウイルス量と言われるデルタ株の猛威が振るい、やっとピークアウトの兆しが見えてきた。
完全防護の医薬メーカーの知人会社でさえ、クラスターが発生したが、保健所は何も対応出来なかったようだ。
(保健所職員の能力が無いのでなく、システムが崩壊している。)
この冬にはデルタ株の感染力をはるかに超える新たな変異株の襲来に備えなければならない。
パンデミックは2022年以降も続くのではと懸念しているが、明治学院大学の学生のみならず、将来、この国を背負う若い人たちの学びの場が限定され、世界と比べても学力が低下するのではと心配であり不安である。
それでなくても日本の教育力、技術力等、すでに周辺国に負けていると政府系機関の調査部門から聞いた。これを取り戻さないといけない。
さて、目を明治学院大学同窓会に向けると、2020年4月~2021年9月の間で、大学同窓会第6期運営委員会は大学構内への入構禁止措置や人数制限等を遵守し、貸し会議室の利用やリモート会議にて三密を避けながら現役学生の支援を図るべく、今後の方針について会合を重ねてきた。

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2020年度の活動については大学同窓会ホームページ「2020年度活動報告書」をご参照ください。
 URL meigaku-dosokai.jp/mgu/10393
2021年度は大学同窓生と現役学生の交流を一層促進し、白金祭への参加・交流会とともにキャリア応援イベントの開催と運営委員一同やる気満々でしたが、今年度も wuhan virusに出鼻をくじかれました。
しかしながら、世界を震撼とさせているパンデミックのなかでも、世界に勇気と希望を与え、日本国であったからこそ成功した「TOKYO 2020 オリンピック・パラリンピック」。その「おもてなし」に世界中が感動し称賛してくれました。私もアスリートたちのいままでの努力やその姿に感動し、VICTORY CEREMONYでは何回涙したことでしょうか。
また、ボランティアの献身的なホスピタリティは日本人の誇りです。
大袈裟ではありますが、少しでも参考にしながら、どうしたら現役学生の後輩達へエールを送れるのか大学同窓会として模索していきたいと思います。
2021年12月5日(日)は前年度の「キャリア応援イベント」をさらにバージョンアップした内容で企画しておりますので、乞うご期待ください。
この「つぶやき」をご覧になられた大学同窓生はご自身が活躍したクラブ・サークル・ゼミの後輩である現役学生にお知らせくださると幸いです。
【 事 前 告 知 】
*2021年12月5日(日)13時~15時を予定。
*就活に役立つ講演や先輩社員の就活参考例等々、盛りだくさんの「キャリア応援イベ   ント」をWebにて開催予定。

以 上
大学同窓会事務局長 原田健一