司法書士制度150周年を迎えて

2022年8月3日、日本の司法書士制度は150周年を迎えます。
遡ること明治5年(1872年)、『司法職務定制』中で『証書人・代書人・代言人職制』が制定されたことが司法書士制度の始まりです。
聞きなれない用語が並びますが、今でいうところの、証書人が公証人、代書人が司法書士、代言人が弁護士です。
その後、大正8年(1919年)司法代書人法の制定により代書人が司法代書人と一般代書人に分離され、昭和10年(1935年)司法書士法が制定されたことにより、司法代書人が司法書士になりました。

私は10年前に司法書士登録をし、今は横浜の関内駅で司法書士事務所を開業しています。先輩方が重ねてきた150年の歴史を想うと頭が下がる思いがします。
そして、その15分の1の時間を共有させてもらえた感謝の気持ちを司法書士制度の広報というかたちで表現すべく、神奈川県司法書士会の広報委員の一員として、周年を盛り上げる企画に参画しています。

各都道府県の司法書士会でも、150周年を盛り上げる各会独自の企画を立てていますので、どうぞみなさんお住まいの都道府県司法書士会のHP等ご覧になって頂けると幸いです。

村田愛里(2007年法学部法律学科卒)