2023年度 白金祭参加「ライブ&カフェ」 


明治学院大学同窓会

在校生支援委員長 白金祭担当
飛木かおる
今年の白金祭は、大学同窓会にとって4年ぶりの「ライブ&カフェ」がおこなわれました。
大学同窓会の運営委員は6年の任期ですが、3年ごとに半数が入れ替わるため、4年前の「ライブ&カフェ」の運営を知る者は少数でしたので、年度当初の計画段階からいろいろと躓きもあり、なかなかスムーズに計画が進まないこともありました。その他の要因として、学生たちもリアルな白金祭の経験が少ないこともありました。「大学同窓会」という名称も実態もあまり知られておらず、まして「ライブ&カフェ」と言うもののイメージを共有することもなかなか難しいものがありました。
しかし、そうした懸念は途中からどんどん振り払われていったのです。大学同窓会の中ではみんなで力を出し合おうという雰囲気が生まれ、学生たちとの関係も深まって細かく連絡を取り合えるようになりました。
そうして迎えた白金祭。
1日は、大学同窓会の力量を考え、ライブをおこなわない控えめなカフェでした。
2日は学生団体(クラシックギター研究会・Acoustic Minds)の演奏があり、入場者も増え、ライブを聞きに来ることを目的としたお客様も見かけられるようになりました。舞台技術研究会やアナウンス研究会の協力があったので、運営委員たちはカフェの仕事の他に、ビラ撒きなどの宣伝活動にも力を入れることができました。カフェの売り上げも、初日の3倍以上にもなりました。

クラシックギター研究会

クラシックギター研究会

Acoustic Minds

Acoustic Minds

Acoustic Minds

Acoustic Minds

そして3日は、いよいよ同窓生団体の演奏です。この日はさすがにオープンからすぐにお客様が詰めかけ、コーヒー・紅茶のセットが次から次へと注文され、カフェ席だけでなく一般席の方までデリバリーに行くほどでした。

全体の雰囲気

全体の雰囲気

同窓生の団体は、ave volando、ユーノ・カンパニー、山川貢平氏、グリーン・リーヴスOB会合唱団
の4団体で、10時半から16時まで、さまざまな楽曲で聴衆を楽しませてくれました。そして同窓会の底力か、この4団体に関わるお客様方が引きも切らずに集まり、人が人を呼んで、最後には食堂にいた人たち全員がライブを楽しんでおりました。ボランティアセンターに寄付されるカフェの売り上げは、3日間トータルで51,200円にもなりました。

ave volando

ave volando

ave volando

ave volando

ユーノ・カンパニー

ユーノ・カンパニー

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グリーン・リーヴスOB会合唱団

グリーン・リーヴスOB会合唱団

3日間を振り返り、大学同窓会としては、運営体制には無理がなくできたと思います。ただ、「白金祭」は学生主体の催しであり、大学同窓会のスタンスとしては、「在校生を支援する」ということだったのですが、学生たちのイベントに参加させてもらったおかげで同窓生が活気づき、結果として元気をもらったような気もします。また、慣れないリアルな学園祭を苦労して成し遂げようと、ひたすらに前向きに頑張っていた学生たちのために、今後もずっと「支援する」ことを意識して活動していけると良いと思います。
コロナでの自粛期間があったからかもしれませんが、人と人とが面と向かって集う喜び、嬉しさ、生の音楽に触れる楽しさ、感動を、まさに「ライブ&カフェ」によって体験することができました。
白金祭、ありがとう!