明治学院大とディズニー

明けましておめでとうございます。 78Jの漆畑と申します。

 部活の先輩から引き継ぐ形で、大学同窓会の運営委員になって、5年目を迎えております。運営委員になって、何が一番変わったかと申しますと、大学のキャンパスに頻?に訪れるようになったことです。卒業してからは、部活の練習の邪魔をするのも憚られ、キャンパスに足を運ぶこともほぼなくなり、気が付けば、40年近く足を踏み入れることはありませんでしたが、今は毎月必ず1~2回訪問させて頂き(ちなみに10月は6回、11月は4回も訪れています)、四季折々のキャンパスの変化を楽しんでいます。
 明治学院のキャンパスと同じように、暫く訪れていなかったけど、最近訪れるようになった所はTDR(東京ディズニーリゾート)です。子どもが小さい頃は、家族で年1~2回は訪れていましたが、子どもの成長とともに次第に足が遠のき、気が付けば10年以上訪れていませんでしたが、息子が関係者になったのをきっかけに、夫婦で訪れるようになりました(一昨年は7回、昨年も5回)。以前は、人気のアトラクションに並んだり、慌ただしく食事をしたりで、のんびりと過ごした記憶はありませんが、妻と2人だと、のんびりパレードやショーを楽しんだり、ゆっくりとパークを散策したりして、ディズニーリゾートを楽しんでいます。                     

そこで、多少の無理は承知の上で、明治学院とディズニーの共通点を考えました。
まず1つ目は、どちらも歴史があるということです。明治学院設立は1863年、今から162年も前で同じミッション系で設立150年の、立教や青山学院に比べても長い歴史を持っています。白金キャンパスの正門を入ると見える、チャペルや記念館は歴史の重さを感じさせてくれます。ディズニーは設立が1955年と、浅草花やしき(1885年設立)よりもはるかに新しいテーマパークですが、白雪姫(1937年)ピノキオ(1940年)シンデレラ(グリム童話)等、私たちが幼少期に夢中になったキャラクター達と出会え、時代を遡れる場所なのです。

2つ目は、常に新しいものにチャレンジしているところです。明治学院は白金という建学の地に留まらず横浜キャンパスを作り、国際学部・心理学部・芸術学科等を新設、昨年は初めての理系学部、情報数理学部を新設する等、チャレンジを続けています。ディズニーも1983年に東京ディズニーランドをアメリカ以外で初めてOPENさせると、その後フランス、香港、中国に相次いでOPEN、日本でも2004年にディズニーシーをOPENさせ、その間にも新たなアトラクション・パレード・ショーを次々と展開し、昨年にはファンタジー・スプリングス(ちなみに私はピーターパンのアトラクションが好きです)をOPENさせる等、新たなチャレンジを続けています。


  3つ目は、その理念です。明治学院の教育理念はご存じのとおり「Do for others(他者への貢献」です。ディズニーの理念は「世代・国境を越えて、あらゆる人々が楽しむことのできる世界」です。その為に全てのキャストさんは、ハピネスの創造を目指して、常にゲストを楽しませてくれています。(例えば、ディズニーランドのエントランスにある、キャラクターを模した花壇が1夜にして入れ替わったり、パークのさまざまな所に隠れミッキーがいたり、物語に忠実な世界を演出する為に、常に綺麗な環境を作ったり)これは立派な「Do for others」ではないか?と私は思っています。
このように共通点豊富な(無理矢理感は否めませんが)明治学院とディズニーを今後も楽しんでいきたいと思っています。

1978年 法学部法律学科 体育会軟式庭球部 漆畑