明治学院大学 体育会モーターボート・水上スキー部について

こんにちは。私は昨年より大学同窓会の運営委員として参加させて頂いております杉坂と
申します。

今回は私が学生時代から取り組んでまいりました水上スキーという競技スポーツについて
ご紹介させていただきます。

皆様は「水上スキー」が雪のスキーのように競技スポーツであることをご存じでしょうか。多くの方は
夏の海を楽しく滑るレジャーのイメージがあると思います。

我が明治学院大学体育会モーターボート・水上スキー部は創部から67年の経歴があり、全日本学生
水上スキー選手権大会において男女とも優勝経験もございます。

そして、卒業後も競技を継続し全日本チャンピオンに輝いた卒業生もおります。
最近では2022年9月に開催された全日本水上スキー選手権大会において、明治学院大学を8年前に卒業した布野遼太が男子総合優勝しました。

【水上スキー競技説明】
水上スキーという競技スポーツは3種目の競技があります。全日本チャンピオン布野遼太の
画像を含めて種目ごとに説明します。

①トリック
トリック競技はスキーヤーが回転や宙返り等の技を行い競います。
それぞれの技には難易度に応じて点数が決められています。
スキーヤーは2回競技を行うことが出来、それぞれ20秒間、合計40秒間で演技を行います。
いかに難度の高い(=点数の高い)技を、合計40秒という制限時間内にいかに素早く数多くこなすかが勝負のポイントとなります。

②スラローム
スラローム競技は雪のスキーの大回転のような種目です。
水上に浮かんだブイを左右にターンして競います。
徐々に難易度を上げていき、よりブイをターンしポイントを稼いだ人の勝利となります。
ただし、途中でブイを回ることが出来なかったり、転倒してしまうと競技終了となるため、一瞬の判断に対応できるかが勝利へのカギとなります。

③ジャンプ
水上に設置されたジャンプ台から着水地点までの飛距離を競います。
より強い加速度でジャンプ台に進入し、爆発的に伸びあがり、前傾姿勢で風を捉える事がより遠くへ飛ぶ秘訣となります。
着水が成功せず転倒したりすると失敗となり、スキーヤーは3回ジャンプを行いその内の最長ジャンプ距離が記録となります。

【創部60周年式典】
私が監督を務めていた2017年に本校大会議場にて60周年式典が開催されました。
2年後には創部70周年を迎えます。

先日、1月3日に関東学連チームの一員として、 箱根駅伝復路7区を力走した栗原舜さんを大磯の
沿道で栗原さんのご両親・大学教職員・陸上部関係者・同窓会の皆さんと熱く声援を送りました。
体育会各部は全力で頑張っています。これからも応援よろしくお願いします!

体育会モーターボート水上スキー部前監督
1989年 法学部法律学科 杉坂 聡