東京の白金で花の大学生活!1,2年目は横浜なのねと来てみたところは、戸塚という今では遠足気分になる山の上。最初は自宅に帰る途中に迷子になったこともありました。
お友だちをつくらなきゃ、サークルにも入って満喫するんだと意気込んだ私は、いちばん最初に声をかけてもらった文化団体連合会グリークラブに加入し、いつの間にかグリー学科に入学しましたというくらいずぶずぶとはまっていきました。白金や戸塚での練習はチャペルでしたし、讃美歌や宗教曲に触れる機会も多く、クリスチャンでない私にとってはとっても新鮮な世界で、きらきらの生活を送っていました。今回、写真を探していたところ、アルバムがいくつも出てきました。演奏会や合宿、山の手線一周など。グリークラブで知り合った仲間たち、先輩後輩は、大切な大切な宝物です。
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(演奏会の写真) |
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4年生になったとき、ちょっとしたきっかけで身体のバランスを崩し、これではいけないと学院の健康支援センター(相談センター)を訪ね、病院を紹介していただいたり、卒業する方法を考えていただきました。卒業試験の期間は入院しながらでしたが、それを認めて支えてくださった学院やゼミの辻泰一郎教授には感謝の言葉しかありません。病院で相性のあう先生と出会い、そこで今でも通っている臨床心理士と出会ったのも、センターのおかげです。
卒業式に無事出席できたこと、そしてそのときにグリーの仲間が皆喜んでくれたこと、母が泣いていたことを、今でも思い出します。
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(卒業式 チャペル前でグリーの仲間と) |
卒業してから実家に戻ったこともあり、しばらくは遠く感じていた明治学院でしたが、就職で再び上京。たまたま目にしたFacebookOB&OG会に参加したところから、また私の「明治学院」生活が始まりました。年に何度かある交流会に参加して、そこで知り合った先輩後輩と飲みに行ったりラグビーに連れて行っていただいたり、落語を聴きに行ったり、お店を訪問したり。ゼミの幹事、Facebook上でつながりを仲立ちさせる幹事もさせていただいています。この縁で、今は大学同窓会の運営委員として、定期的に学院に行く機会にも恵まれました。ワクワクするような日々を送っています。
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(2016年6月交流会の写真) |
出会いに恵まれ、学びに恵まれ、自分を(今でも)成長させてくれる明治学院。
いつか、大好きな明治学院に恩返しがしたい。今の私があるのは、明治学院があってこそ。その思いが少しずつ伝わり始めているでしょうか。
「Do for Others」(他者への貢献 人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなた方も人にしなさい)・・・明治学院の創設者ヘボン博士が貫いた精神。この気持ちで、これからも関わっていきたいと思います。
(1997年法律学科卒業 93J-319 立石 文)