去る10月6日、私は品川プリンスホテルで行われた「コール・ディ・ゾンネ創部50周年記念パーティー」に出席しました。通称「ゾンネ」は“明治学院大学愛好会”傘下の音楽サークルであり、私が在学時に所属したサークルです。
私の現役当時は、部員全員で歌うことを主体としたコーラスサークルでしたが、今やロック系バンドサークルに変貌を遂げています。それでも半世紀にわたり活動を続け、愛好会に確固たる地位を築き今に至ったというのは大いなる誇りであります。
ただ残念なことがひとつ。以前は部員全員が『校歌』・『大学応援歌「光の園」』を混声四部合唱で歌うことが出来たのに、現役部員たちはどちらも「聞いたことはあるかな?」程度で、歌ったことなどないと言うのです。パーティーを締め括るにあたり、共に肩組み合って声高らかに歌うという夢を叶えることができず、ちょっぴり淋しい思いをしました。
(50周年記念の部旗)
数年ほど前からこのゾンネの1~2年上の先輩方と同期の一人(私のかみさんです)と総勢6名で年一回の一泊旅行をしています。
その旅先で思わぬ出会いがありました。それは昨年の日光旅行でのことです。日光と言えばもちろんのこと東照宮・華厳の滝は見学しました。加えて我々明治学院出身者としてははずせない、ヘボン先生縁りの金谷ホテルもしっかり見て来ましたよ。
そして旅の終わりに地酒をお土産に仕入れて帰ろうと、行き当たりばったりで、ある小さな造り酒屋を見学に立ち寄ることになりました。歴史を感じさせる味のある佇まいの「片山酒造」さん。美人の女性に酒蔵を案内していただきました。看板商品の『原酒 柏盛』を試飲して購入し、別れ際にその美人のガイドさんと記念写真に収まって大満足の見学となりました。
(「原酒 柏盛」)
(お店の情報はホームページhttp://www.kashiwazakari.comにてご覧ください)
その時の光景を振り返りつつ帰りの電車の中で片山酒造さんのHPやSNSを見ていてビックリ。ご親切に記念写真を撮ってくださったのがお店のご主人で、美人の女性が奥様でというところまでは納得の展開でしたが、なんとビックリしたことにご主人が明治学院大学の同窓生であることが分かったのです。すぐにSNSでお友達になることが出来てとても嬉しい気持ちになりました。
ご主人とは8月に船橋のデパートで開催された「栃木・福島物産展」の出店にて約1年ぶりに再会することができました。今度はご主人と記念写真に収まりました。
行き当たりばったりに伺ったことで思わぬ新しい出会いが生まれました。しかも同窓生との。出会いの不思議さを感じます。そしてSNSでお友達になり再会へ、嬉しいつながりへと展開していきました。
実は他にも思わぬ同窓生との出会いをいくつか紹介したいと思うのですが・・・。
紙面の都合により今回はここまで。続きは次号にて。