前号に引き続き、思わぬ同窓生との出会いのいくつかをご紹介したいと思います。
その1 次男の小学生から今に至るまでサッカーライバルで親友のお父さんは同窓生。しかも同期生だった。キャンパスのどこかですれ違っていたかも?
その2 バンドのライブイベントで出会った若いミュージシャンが同窓生。
その3 私がやっているバンドのライブに偶然お出でになったお客様で、その後熱い声援を送り続けていただいた方のお友達、女性ジャズピアニストが同窓生だった。
その4 イベントで知り合ったミュージシャンが、時々ライブを行っていたお店(中延商店街にあるカフェです)のオーナーさんが同窓生だった。そのオーナーさんと商店街振興組合の事務長さんのおふたりは体育会アメリカンフットボール部のOBで、先輩と後輩の関係でした。
そしてもう一つ極めつきの思わぬ出会いが。
その5 9月にあった私の甥っ子の結婚式での出会い。新婦のお兄さんご夫婦が同窓生だった。しかも在学時はアメフト部のキャプテンとマネージャーだった。そしてアメフト部つながりで、中延商店街のOBさんとは先輩・後輩として現在もよく行き来しているとのこと。
驚きの“つながり”の連鎖。本当にスゴイです。
(写真はアメフト部HP http://mgu-saints.com/から転載させていただきました。)
私は4年ほど前から明治学院同窓会(大学のみならず、中・高・専・院含む)の房総支部長を勤めています。同窓会の活動にまつわる同窓生とのつながりは、基よりその目的があっての組織ですから広がりがあって当然です。しかし、
いくつかご紹介したようにそれとは関わりの無いところでの思わぬ形での出会いとつながりが、不思議でもあり、驚きでもあり、嬉しいものでもあります。これから先にはどんな出会いが待っているのかあるのかとても楽しみです。
今のところこうした出会いとつながりが、後々お互いにとって大変な得をしたとか損をしたとかいった話は・・・全くありませんが、同窓生というつながりにはそれだけでは計れないものがあるように感じています。
ちなみに、「絆」という言葉の意味をご存知でしょうか?
元々は、「犬・馬・鷹などの家畜をつないでおくための綱のこと」転じて、「人と人との断つことのできないつながり、離れがたい結びつきのこと」となったそうです。
(これはある同窓の先輩からの受け売りです。丁度つい先日開催された同窓会の支部総会でお話を伺いました。まさに今回の私の「つぶやき」のテーマにピッタリだったのでちゃっかり使わせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。)
それが目的ではなく偶然に因るものであったとしても、同窓生の出会いがあり、つながりが広がり深まって、絆へと発展して行くならば嬉しいことですね。きっと明治学院の「Do for others」の精神を心に刻みながら出会いとつながりを大切にしていけば、必ず深い「絆」として実っていくに違いないと思います。
私に残された時間(まだまだたくさんの時間があるとは思っていますが)あとどれだけの出会いが訪れるのか唯々楽しみです。思いもよらない素敵な出会いがたくさんあることを願い、これからもたくさんの人と積極的に交わっていきたいと思っています。
(社会学部社会福祉学科75年度生 佐伯千丈)