同窓生で常葉大学(本部=静岡市)の学長、江藤秀一さんにお越し戴き
ミニ講義を受け、勉強会を行いました。
【テーマ】 ガリバー旅行記、二人の国王あなたならどちらを選ぶ?
【日時】 2018年9月2日(日曜日)15:30~18:00
【会場】 浜松駅前 プレスタワー15階(静岡新聞、静岡放送ビル)
【講師】 江藤秀一さん 1974年英文学科卒
1977年英文学専攻修士課程修了
現 常葉大学学長、筑波大学名誉教授
【参加者】英文学科卒業女性 7名
※開催の主旨
参加者は卒業後、英語と触れ合う事も多く英語に対して高い関心を持っています。
幼児から高校生に英語を教える塾講師、中学校の講師、あるいは翻訳を行なったり、仕事で英語に接する機会が少なくない女性達です。海外留学の経験者もいます。
2014年から毎年集まって、座談会、講演会を行い、英語の見識を高める活動を行っています。
第1回から第4回までは、英会話について見識を高める会でしたが、今回は英文学について学ぶ事にしました。
※講義の内容
ジョナサン・スイフト作、【ガリバー旅行記】の原書の一部をコピーし、出席者に事前に配布して、予習してもらい、当日、江藤さんから解説を受け、ガリバー旅行記の奥深さを学びました。
出席者はある程度の英語力を持っていますが、18世紀の英文で、しかも長文の為、正確に解読する事は困難な様でした。
短い時間でしたが、どういう構文なのか、なぜそのような訳文になるのか、今はわれない単語の意味など、説明を受けました。
『ガリバー旅行記』は児童文学として私たちにもおなじみの物語ですが、実は当時のイギリス社会や人間性に対する風刺たっぷりの大人の読み物です。今回の講義で、18世紀の英語の特徴を学び、文学と政治、文学と風刺について考える会でした。
テーマである「二人の国王あなたならどちらを選ぶ?」
リリパット国【小人の国】、ブロブディンナグ国【巨人の国】 どちらの国王が好ましいか結論はでません。
今回の勉強会が、静岡県で購読者が最も多い静岡新聞の記事になり、明治学院のPRをする事が出来ました。
静岡県西部支部 事務局長 徳沢幸人