同窓生で名古屋学院大学専任講師の長谷川和美さんを招いて講演会を行いました。
日時 3月20日(土曜日)15:30~17:00
会場 アクトシティ浜松コングレスセンター45会議室
テーマ 【ハワード大学の歴史・意義と米国の人種問題】
ハワード大学はアメリカ副大統領カマラ・ハリスさんの母校で、
1867年に設立された米国屈指の名門黒人大学です。
内容
2020年アメリカ副大統領に初のカリビアン系女性、南アジア系女性であるカマラ・ハリスが指名されました。アメリカの報道では、彼女の「黒人女性」としてのアイデンティティに関する議論が活発に起こり、その中で、ハワード大学(黒人大学)の卒業生である意義も大きく取り上げられました。そのメディア分析を通じて、アメリカの「黒人」である(とされる)意味、また、グローバルな多様性を含めた黒人史、いわゆる、「ブラックネス」の意味をハワード大学を含む人種の歴史を通じて再考察しました。
参加者 英文学科卒業女性7名(新聞には8名と記載されていますが、1人は国際学科)
方式 オンライン(ZOOM)
事前に英文資料(雑誌、新聞記事)を配布、口述は日本語
参加者は英文資料を順番に読み上げ、講師が解説。
講師 長谷川和美
経歴 1999年 明治学院大学国際学科卒業
在学中にハワード大学に留学、卒業後米国エモリー大学にて博士号取得。イエール大学での 研究員・講師やワシントン大学での講師等を経て、2020年4月より名古屋学院大学専任講師。専門は、人種・ジェンダー等の差異に関する歴史社会学。
開催の説明 見識を高める為、2014年度に第1回の勉強会を行い、毎年、開催し、
毎回、静岡新聞の記事になっています。
投稿者 静岡県西部支部 徳沢幸人 1973年卒