学院創立記念礼拝

10月23日、土曜日。久しぶりに学校に参りました。
とてもお天気が良く美しい青空だったので気分も爽快でしたが、白金台の駅から歩いてきて、セブンイレブンも、ローソンも閉店になってしまっているのを見て、心が痛みました。まだまだコロナとの戦いは続いていくのでしょうね。
チャペル前には同窓会本部の方々がいらっしゃって、テントで受付をなさっていました。その周辺にも何人も見知った方たちがいらっしゃって挨拶をかわし、互いに元気な姿を確認して嬉しい思いを致しました。
予定時間の1時きっかりに、礼拝が始まりました。
パイプオルガンの力強い前奏がチャペルに響き渡り、身が引き締まるのを感じました。
理事長の祈祷、学院長の式辞と、式が進んで参りました。
学院長のお話は、「井深梶之助」の生涯と、明治学院とのかかわり、キリスト教教育への貢献など、大変興味深い内容でした。
私は以前、「明治学院同窓会百年史」を読み、井深梶之助については少し知識があっただけに、わかりやすいお話でした。
式はその後、永年勤続者表彰と、卒業50年記念メダル贈呈へと進んで行きました。
メダルの贈呈は、オリンピックの時のように、ご自分で手に取って首にかける、というスタイルでした。
参加された方も、13人と言うことで、以前は100人を超える方々が参加されていたということを知り、残念なことだと思いました。
もう一つ、ちょっと残念だったのは、讃美歌を歌えなかったことです。
私は、礼拝と言えば讃美歌を思い切り歌うことを楽しみにしているものなので、「オルガンの演奏のみになります」と司会の方が言われたときには、(そうか…)と肩が落ちる思いでした。でも、オルガンの荘厳な響きを味わいながら、音符をしっかり目で追い、心で歌ってきました。
明治学院、創立記念日。おめでとうございました!

文責 明治学院大学同窓会運営委員 飛木かおる

ブックカバー

メダル

チャペル内部

チャペル外観