我々、応援団66年度入学生は1年の時は40名超いたが段々と減り卒団時は15名であった。この大所帯は後にも先にもこれ以上の人数はいないと思っていた。ところが今年3月卒業のチアリーディング部4年生が19名と聞きそのパワーに驚いた。
我々も55歳を超えた頃から、年一回ペースで現役応援団の頃の地獄の夏合宿や春合宿の地、旅館、寺、或いは島崎藤村ゆかりの地を訪ねて2泊3日の旅をしている。
毎回卒団時の殆どのメンバーの10~12名が参加している。場所により近接の後輩が1~2名が参加したり、同期の妻君が参加してくれることも3回あった。
訪れた所は、2000年二本松岳温泉、2005・2009箱根強羅温泉、2010木曽馬籠宿、2012奥浜名湖温泉、2014紀伊勝浦漁港、2015山口県萩、2017定山渓温泉・札幌、2018河津温泉・堂ヶ島、2019鶯宿温泉・小岩井牧場など、直近は2019の復興の東北・仙台。その新型コロナで20・21年と集うことを控えているが、皆さん復活したいと言っている。
50年以上経った合宿地、旅館を訪ねると浦島太郎を実感する。当時の写真を旅館の女将などに見せると、写っている子が近くで店をやっていると元子供だった店主を呼んで来たり、合宿のお寺は当時と変わっていないが、幼稚園児だった子が50代の住職だったりと目を丸くする話は尽きない。メンバーは福岡、静岡、神奈川、埼玉、福島からと離ればなれだが、列車、飛行機、レンタカー、観光地の調べ、旅館・ホテルとの交渉、会計担当など得手の者がいて事故やトラブルも1回もない。
皆さん75歳前後だから、何かしら病気はあるが現役の頃に鍛えられたお陰もあってまあまあ元気だ。
我々応援団66年度生は頭も体も歴代最高の年代だと思っている。
大学同窓会運営委員 井上 芳信(70法卒)