伊吹純一郎 第4期 (2014年4月~2017年3月)

第4期大学同窓会会長 伊吹 純一郎

会長:伊吹純一郎-顔写真【2017年】
年頭のご挨拶


明けましておめでとうございます。
早いものでこの挨拶も3回目で最後の新年挨拶になります。本年は役員改選の年です。今年3月で大学同窓会の第4期が終了し、4月からは新しい運営委員を迎えての第5期がスタートします。

中村第1代会長、安田第2代会長と続いてきた大学同窓会も2015年に10周年を迎え、昨年5月には明治記念館で大学同窓会設立10周年記念式典を開催いたしました。松原学長はじめ学校関係者、創設時にご尽力いただいた先輩方や同窓生、交流会、白金祭等大学同窓会活動を支えて頂いた学生団体の同窓会新会員の皆さまなど、多くの方々にご出席いただき10周年を祝う事ができました。これもひとえに、陰になり陽になり大学同窓会を支えてくださった皆様方のおかげと心より感謝申し上げます。

 2016年は、本部同窓会のホームカミングに協力するため、大学同窓会の最大のイベントである「現役学生・同窓生交流会」の開催を見送りました。例年であれば、4月の新年度から準備委員会を立ち上げて、皆で協議を開始していました。新年度では、今年度にできなかった分、素晴らしい交流会を企画、開催して頂けるのではないかと今から期待をしています。

もう一つの大学同窓会の主要行事である白金祭での「ライブ&カフェ」も恒例となり、パレットゾーン1階の特設会場は、来場者のオアシスとして多くの方に利用して頂きました。昨年の白金祭は、休日は「文化の日」だけでしたが、利用客は前年を上回り、ボランティアセンターへの寄付も例年どおり行う事が出来ました。

 大学同窓会長の大事な仕事の一つは、色々なクラブ、サークルの記念行事や会合に出席させて頂く事でした。そうした席で多くの先輩、同期、後輩の同窓生とお会いし、お話をさせて頂けたことは大学同窓会運営委員となり、会長に選出して頂けたお陰であると大変感謝しております。

 この3年間で大学同窓会の活動が同窓生ばかりではなく、学生や教職員の間にもようやく周知されてきていると実感できるようになりました。4年前に戸塚キャンパスでの戸塚まつりに参加させて頂きましたが、私たちの期では白金での活動に重点を置き、根を張る事に力を注いだため、戸塚での活動を休止してきました。白金での活動が軌道に載ってきた事から、今後は白金だけではなく、戸塚での同窓会活動にも注力していきたいと考えています。

 近い将来、大学を選ばなければすべての高校生が進学でき、なお入学枠が余る大学の冬の時代がやってきます。その中で我が明治学院は、150周年を越える歴史を持ち、次の150年を目指す明治学院でなければならないのです。そのためにはすべての明治学院、生徒・学生・教職員及び中学、高校、大学の卒業生が一つとなるためのオール明治学院校友会構想を実現させなければならないと思います。色々クリアしなければならない課題は山積していますが、私たちの明治学院を生き残らせるためには是非一つとなることが必要であると感じています。そして、献堂百年を迎えた白金チャペルをシンボルとしている明治学院が、これからも更なる発展を目指していってほしいと望みます。





【2016年】年頭所感
~大学同窓会の新時代に向けて~


新年あけましておめでとうございます。
同窓生各位におかれましては、健やかな初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

2015 年は、明治学院の創設者であるヘボン博士の生誕200 年という記念すべき年でした。
大学や明治学院同窓会では、これを記念したイベントを数多く開催いたしました。大学同 窓会でも、微力ながらこれらの行事に協力をさせていただきました。
また、今年は白金チャペル献堂100 年の年にあたります。加えて、大学同窓会が本格的な 活動をスタートさせて10 周年を迎えます。初代、二代会長を務められた中村邦彦氏、三代 会長の安田正克氏をはじめ、先輩運営委員の方々の努力に支えられての10 年でした。お蔭 さまで、昨今は多くの同窓生、学生、学校関係者の皆様に大学同窓会の活動が認められて きたように思います。

昨年は多くのサークルやOB会の記念行事にお招きをいただきありがとうございました。
それらの会合に出席いたしますと、大変歓迎してくださることがありがたく大学同窓会の 存在を改めて強く感じました。
私たち大学同窓会も白金祭での「ライブ&カフェ」や「現役学生・同窓生交流会」などを 通じて、多くの同窓生や現役学生と知り合い、語り合えたことに感謝します。
また、カフェの売上、交流会でのバザー売上と出席された同窓生からの寄付金等の総額12 万8 千円を、私たちの活動目標である大学ボランティアセンターの活動支援金として、昨 年末に西村ボランティアセンター長にお届けすることができました。ご協力いただきまし た皆様には心よりお礼申し上げます。

さて、今年4 月からは第四期運営委員の任期も最終年度に入ります。約半数の委員が入れ 替わる第五期の新運営委員会を立ち上げるべく、1 年をかけて運営委員の選考を行います。
様々な年代の同窓生との出会いや活動は、大学4年間の上下関係の枠を越えてとても楽し いものです。大学同窓会に参加してみたいと思っている方はいらっしゃいませんか。自薦 他薦は問いません。明治学院への“愛”をお持ちの方なら、私たちはいつでも大歓迎です。
そして、大学同窓会を一緒に盛り上げていきましょう。

今年もよろしくお願い申し上げます。




 明治学院大学校友会、明治学院同窓会と明治学院大学同窓会はどう違うのか、大学同窓会の立ち位置はどこにあるのか、という質問を受けます。校友会は現役学生、父兄、教職員、同窓生からなる組織であり、明治学院同窓会は校友会の同窓生の部分を受け持ち、同窓会のなかの大学同窓生を受け持つのが大学同窓会と考えると理解できると思います。
 ですから大学同窓会は大学同窓生の個々の同窓会(職域同窓会、サークル同窓会、ゼミ同窓会、同期会同窓会等)への支援、交流を担い、数年のうちに同窓生になる現役学生への支援により、大学同窓会の存在と意義を知ってもらい、卒業して同窓会メンバーなるのですから、同窓会活動を理解していただき、そして同窓会活動に関心をもって参加していただき、拡げていきたい。

 大学同窓会第4期運営委員会は2014年4月に発足しました。これから3年間月に1回、原則第1火曜日夜6時30分から定例運営委員会を行っています。皆仕事を持っていますから、その中で時間を作って集まっています。自宅が遠方で帰宅が深夜になることもあります。しかし、皆から不平は出ていません。
 運営委員が半数の入れ替えで、慣らし運転でロー発進ですが、3年間の長丁場ですからギアチェンジを急ぐと息切れしてしまいます。やりたい事とできる事を一致させるのは2年目からにして行きたいと思います。

 大学同窓会の活動方針は現役学生支援と、同窓生支援という二つの支援が活動方針の二本柱です。
 今年3月までの第3期活動では、現役学生支援は2011年3月11日に発生した東日本大震災による被災地へのボランティア支援を行っている学生に対し、金銭的支援が出来ないかとの思いで、戸塚まつり、白金祭と交流会でバザー等を行い3年間で100万円近い収益を上げ、それを大学ボランティアセンターを寄付しました。
 同窓生支援は現役学生・同窓生交流会の開催、職域同窓会・サークル同窓会等の同窓会への参加及び同窓会旗の贈呈という活動を行ってきました。第4期の活動は当然ながら今までの活動方針を継承し、二本の柱に則って行っていきます。しかしその具体的活動内容は変わってきて当然だと思います。

 現役学生支援についての金銭的支援は一定の成果を得られたと思います。今期の活動目標は、例えばキャリアセンター、ボランティアセンターなどとの連携を模索し、余り欲張らず力まずに一助となるような活動をしたい。
 現役学生との交流についても、1、2年生と3、4年生では、それぞれの立場により、現役学生の関心事が異なり、同窓生との交流目的に違いがあり、同窓生との交流会開催にあたり、現役学生との対話によりテーマを選定し、単なる懇親会にならぬようにしていきたい。

 同窓生支援は、前期運営委員会が行ってきたホテル白金会、東急白金会、ピーポ白金、不動産白金会等の職域同窓会への参加を継承し、更に拡大し同窓会旗の贈呈活動を広めて行く。運営委員全員が分担して参加し、広報担当として同窓会広報活動をそれぞれが行う事にする。
 大学を卒業すれば、皆同窓生です。皆さんのお力を貸して頂いて、大学同窓会の活動を拡げて行きたいと思います。宜しくお願いいたします。




10年目を迎えた大学同窓会

 2005年9月に産声を上げた大学同窓会も、今年は10年という節目の年を迎えます。発足当初は、明治学院同窓会や校友会と混同され、その存在すらも訝しがられた時期もありました。1期、2期の中村邦彦会長、3期の安田正克会長らの尽力によって、ようやく大学同窓会の名も広く認知されるようになってきました。しかし、大学同窓会の第4期に入った今も、まだまだやるべきことはたくさんあると胆に銘じています。
昨年の就任挨拶で、新役員による大学同窓会は慣らし運転のロー発進、2年目からやりたい事とできる事を一致させていきたいと申し上げました。早いものでその1年が経過しようとしています。この1年間は順風とは言い難い部分もありましたが、文字どおり大学同窓会運営委員の方々の力を借りてのロー発進でした。
大学同窓会は、「同窓生支援」と「現役学生支援」を活動方針の二本柱に掲げています。昨年11月には「現役学生・同窓生交流会」を開催いたしました。昨年4月に加わった11人の新任委員と2期目を迎えた9人の留任委員とで喧々諤々、どのように進めるかで悪戦苦闘しました。しかし、手前味噌かもしれませんが結果は上出来、出席された多くの同窓生たちから「良かったよ」と声を掛けていただきました。ご協力いただいた校友会並びに体育会執行部・体育会各部の皆様に心より感謝申し上げます。
2014年度は、ラグビー部の対抗戦Aグループ昇格やヨット部の世界選手権大会出場など運動部の活躍も目立ちました。陸上競技部の90周年、軟式野球部50周年などの記念行事も目白押しでした。大学同窓会では、これらの行事はもちろん、ホテル白金会や不動産白金会、東急白金会、ピーポ白金などの職域の会へ参加させていただき、交流を深めることができました。また、大学同窓会旗も、卓球部、陸上競技部、軟式野球部に寄贈させていただきました。これまでに寄贈した団体も40近くになります。今後も、ホームページの刷新と合わせて大学同窓会の広報活動を進めていく所存です。
「現役学生支援」は、現在のところ大学ボランティアセンターへの支援が中心です。今年度は、交流会バザー等の売上金8万円をボランティアセンターに寄付させていただきました。
4月から第4期体制の2年目に入りますが、新年度の方針は1年目の継続です。今年は、昨年見送った白金祭への参加についても検討したいと考えています。参加する場合、どのような形で行うのか、大いに意見を戦わせたいと思います。また、今年の交流会は愛好会協議会を主にした現役学生とのコラボ開催を予定しています。とりわけ愛好会出身の同窓生におかれましては、ぜひこの機会に白金キャンパスまで足を運んでいただけたら幸いです。何卒、よろしくお願い申し上げます。




大学同窓会第4期の活動方針

 大学同窓会運営委員の任期は1期3年で2期6年間を務めることになっています。今の第4期運営委員会は留任、新任それぞれ半数で総勢20名の運営委員が1か月に1回チャペル前の記念館2階で定例運営委員会を開催しています。

 大学同窓会の立上げに尽力された中村元会長、更にその後を継がれた安田前会長ら歴代会長が目指した大学同窓会ならではの役割は、現役学生への支援と同窓生への支援という2つの活動でした。その中心的活動として位置付けているのが、毎年開催している現役学生・同窓生交流会です。

 歴代の大学同窓会委員の方々の努力と頑張りで、歴史の浅い大学同窓会もどうにか広く認知されるようになってまいりました。今度は、われわれ第4期同窓会メンバーが活動の輪を更に大きく育てていく番です。前任の先輩たちに恥じないように頑張ってまいります。同窓生の皆様からのご指導、応援を頂きながら今までの活動をしっかり継承していくとともに、新しいことへも果敢に挑戦をしていきたいと考えています。