体育会ソフトテニス部男子 関東リーグ戦7部優勝

去る10/1~2に千葉県白子町において開催された「令和4年度関東学生ソフトテニス秋季リーグ戦」において7部優勝(6部最下位校棄権により入替戦なしで6部自動昇格決定)のご報告を申し上げます。
ソフトテニス(軟式庭球)は全国で約500万人の競技登録人口を擁する競技ではありますが、世間的には硬式テニスの陰に隠れ「マイナースポーツ」の一つとされております。しかし底辺(ジュニア層)の広い競技のため、大学から始める学生は少なく、多くは高校生までの競技者がそのまま続けているのが現状です。従って関東だけでも男子1~11部、女子10部と延べ120校を超える大学が参加している競技です。その中で本学は上部校のようになかなか経験者を推薦入学することができないため、一時期は男子1名。女子1名の廃部の危機も経ながら長きに渡り下部に低迷していました。最近になって、「できることから始めよう!」と、数年前より部員とOB会が協力して「スカウティングプロジェクト」と称して独自にスカウティング活動を開始いたしました。といっても、最終的には「受験してください」のレベルではありますが、地道な活動の結果、少しずつ部員が増え始めている状況です。
さてリーグ戦ですが、コロナ禍の影響で丸2年間もの間、中止、昇降格のない不完全開催、下部独自のトーナメント戦と、部員にとっては目標の持てない辛い2年間でありました。その間にも昇降格のないリーグで男女とも1度の優勝を果たし、今回満を持してリーグ戦に臨みました。私にとっては無念の思いを残しながら卒業した若手OB・OGたちの思いも背負っての大会であったと言っても過言ではありません。またその卒業生達が久し振りの無制限有観客開催(春季は無観客開催)によって、大挙して会場に駆けつけてくれたこと、何よりも心強いものでした。しかしその思いは他校も同じで、初戦から最終戦までほとんど気を抜けない接戦でしたが、試合に出るもの、サポート・応援に回るもの全ての思いがこの結果に繋がったと思います。たかが7部とお思いでしょうが、どの部でも優勝するのは1校限り。それに向けて6校がぶつかり合うのはどの部であっても同じです。そして同じ思いで気持ちよく戦いあった他校にも改めて敬意と感謝を感じています。
これからも大学同窓会におかれましては、引き続きご支援・ご声援を賜りますようお願い申し上げます。

戦績
1.明学大③―2東京大
2.明学大③―2千葉大
3.明学大⑤―0高崎経済大
4.明学大③―2関東学院大
5.明学大④―1埼玉大 5戦全勝にて7部優勝6部昇格決定

文責:体育会ソフトテニス部 男子監督 菊地義之(77年度生)