コンテンポラリーダンスとの初共演。17世紀のビーバーから20世紀のストラビンスキーまで、異なる時代・様式の器楽音楽の傑作を、気鋭のダンサーたちがどう表現するのか。音世界と人体の造形表現、動と静、視覚と聴覚、時間と空間、さまざまなインスピレーションを、音響抜群、パフォーマーを間近にできる贅沢な140席アートホールで堪能できます。
<曲目> ハイドン/弦楽四重奏曲 作品1-2
ビーバー/パッサカリア
ストラビンスキー/弦楽四重奏のための「3つの小品」
シューベルト/弦楽四重奏曲「死と乙女」
●日 時 6月13日(土) 19時開演(18時30分開場)
●会 場 明治学院大学白金キャンパス アートホール
●主 催 国際学部 半澤 朝彦 准教授
●入場料 無料(一般の方々、学生どなたにでも開かれています)
●出 演
沼田 志歩 ぬまた・しほ (contemporary dance) <ビーバー~死と乙女>
幼少よりクラシックバレエを山路瑠美子に師事。お茶の水女子大学舞踏教育科卒業後、アムステルダム芸術大学 De Theater Schoolモダンダンスコース編入。卒業後、ヨーロッパを拠点に活動しGisela Rocha Dance Companyに所属。’08より片岡康子主宰ダンスハウスで自作の発表を始め、海外のフェスティバルへ招聘される。’14 東京なかの国際ダンスコンペティション第1位、全国舞踊コンクール創作部門第2位など多数受賞。現在、都立総合芸術高校特別非常勤講師(舞台表現科)。
梶谷 拓郎 かじや・たくろう (contemporary dance) <死と乙女>
ハンブルグバレエスクール卒業。ジュネーヴ、チューリッヒのカンパニーでダンサーとして活躍。帰国後は、フリーランスダンサー、振付師として様々なジャンルの舞台で活躍。韓国国際モダンダンス・コンペティション、DCAなどで受賞多数。
真野 謡子まの・ようこ(violin)<ビーバー>
山口県出身。高校卒業後、渡蘭。オランダ・デンハーグ王立音楽院卒業。さらに、Netherlands String Quartet Academy, ロッテルダム音楽院にて、さらに研鑽を積む。ヴェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭アカデミー、オールドバラ音楽祭、小澤征爾音楽塾などに参加。2010年春には、パレスチナにおけるバレンボイム=サイード財団の教育プロジェクトに携わる。現在、欧州、アジア、日本において、ソロ・室内楽・オーケストラで幅広く活動中。
中島 千晴 なかじま・ちはる (violin)
国立音楽大学器楽学科卒、同大学院修了。学部・大学院ともに、ヴァイオリンを大関博明氏に、室内楽を徳永二男氏に師事。2012年イタリアのフェルモにて開催された講習会の音楽祭にて、コンチェルトのソリストを務める。現在は、演奏活動とともに、トレーナーとして個人レッスンやアンサンブルレッスンにも力を入れている。
春木 英恵 はるき・はなえ (viola)
東京音楽大学卒業、同大学研究科修了。在学中特待生奨学金を取得。 読売新人演奏会に出演。サントリーホールデビューコンサート『レインボー21』にソロ、室内楽ともに出演。2005年ドイツ・クワッケンブルク国際コンクールヴィオラ部門第2位。ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、アンサンブル鴻巣ヴィルトゥオーゾ ヴィオラ奏者。
半澤 朝彦 はんざわ・あさひこ (cello)
霧島国際音楽祭、京都フランス音楽アカデミーなどに選抜され、堤剛(桐朋学園大学)、F.ミュレール(パリ国立音楽院)、H.シャピロ(ジュリアード音楽院)らのマスタークラスで演奏。パリ・エコールノルマル音楽院のG.トゥリエール氏に6年間師事。2010年、英国Trinity-Guildhall音楽院ディプロマで同音楽院生相当の成績。本学国際学部准教授(国際関係史、音の政治学)。本シリーズをプロデュース。現在、チェロを毛利伯郎、J.ウォードクラーク(在英時)の各氏に師事。
※問い合わせは国際学部事務室へ 045-863-2200