明治学院コンサートシリーズ第77回《ドイツの音楽》

 今回はベートーヴェンやブラームスではないドイツ音楽を紹介します。バッハは自分をハンガリー系と思っていたし、メンデルスゾーンは在独ユダヤ人。多才な音楽家ダンツィは同時代人ベートーヴェンの過激さに違和感を持っていたといいます。「いわゆるドイツ」だけではない多様なドイツを、最高の音響、アンサンブルを間近に感じる140席アートホールで心ゆくまでお楽しみください。

<曲目> バッハ/ガンバソナタト短調(弦楽三重奏版) 
     レーガー/ヴァイオリン二重奏 第一番
     ダンツィ/ヴィオラとチェロのデュオ ハ長調
     メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 作品80

  • 日 時  118日(日) 15時開演(1430分開場)
  • 会 場  明治学院大学白金キャンパス アートホール
  • 入場料  無料(一般の方々、学生どなたにでも開かれています)
  • 主 催  国際学部 半澤 朝彦 准教授
  • 出 演  
    ◆藤代 優意 (violin)
     東京音楽大学、同大学院、および英国王立音楽院修了。奨学金を得てライプツィヒ国際音楽アカデミーに参加、ライプツィヒ弦楽四重奏団のマスタークラスやバッハゆかりの聖トーマス教会コンサートで演奏。ロンドンマスタークラス修了。第4回全日本芸術コンクール第3位。アドヴェントセミナー2009コンサートミストレス。ヴァイオリンを故田中千香士、篠崎功子、大谷康子、海野義雄、R.ディーキン、室内楽を浦川宜也、山洞智、マイケル・デュセックの各氏に師事。
    鈴木 由美 (violin)
     東京音楽大学付属高等学校、洗足学園音楽大学卒業。日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。大学在学中に前田記念奨学金、優秀賞受賞。2008~09年兵庫芸術文化センター管弦楽団アソシエイトプレイヤー。現在、洗足ニューフィルハーモニック管弦楽団首席奏者。篠崎美樹、篠崎永育、故・山本由香子、山岡耕筰、水野佐知香、永峰高志、篠崎史紀の各氏に師事。
    牧 夏子 (viola)
     桐朋学園オーケストラアカデミー修了。洗足学園音楽大学卒業。優秀賞受賞。卒業演奏会、大学推薦新人演奏会に出演。2005~2010年フェリス女学院大学音楽学部非常勤副手。2011年、2年間奨学金を得て米国カーネギーメロン大学音楽学部にて学ぶ。Lustre QuintetとしてNY、スペインで公演。Music Masters Course Japan、ロリン・マゼール氏音楽監督Castleton Festivalに参加。現在フリーで演奏活動中。
    半澤 朝彦 (cello)
     霧島国際音楽祭、京都フランス音楽アカデミーなどに選抜され、堤剛(桐朋学園大学)F.ミュレール(パリ国立音楽院)H.シャピロ(ジュリアード音楽院)G.ホーシュ(コンセルトヘボウ管首席)氏らのマスタークラスで演奏。パリ・エコールノルマル音楽院のG.トゥリエール氏に6年間師事。クライスト・チャーチ祝祭交響楽団などの首席奏者を務める。2010年、英国Trinity-Guildhall音楽院ディプロマで同音楽院生相当の成績。本学国際学部准教授(国際関係史、音の政治学)。本シリーズをプロデュース。現在、チェロを毛利伯郎、J.ウォードクラーク(在英時)の各氏に師事。

  ※問い合わせは国際学部事務室へ 0458632200