明治学院コンサート・シリーズ 第85回 ≪ギターとともに≫

ラテン・アメリカのギターの名品、下記のほかバリオス=マンゴーレ「大聖堂」なども。後半はフランセの洒脱な弦楽トリオ、スペインの作曲家ボッケリーニの躍動的な「ファンダンゴ」。さまざまな楽器の組み合わせを美しい響きのアートホールでお楽しみください。。
 ◎日 時  2016年10月17日(金)  19:00 開演 (18:30開場)
 ◎会 場  明治学院大学 白金キャンパス アートホール
        入場無料 (一般の方々・学生、どなたにも開かれています)
 ◎主 催  国際学部 半澤朝彦
 ◎問い合せ 国際学部事務室:045-863-2200

【曲目】
 ハイドン/カッサシオン
 ラウロ/「ヴェネズエラ風ワルツ」ほか
 ファリア/「スペイン民謡組曲」より
 フランセ/弦楽三重奏曲
 ボッケリーニ/ギター五重奏曲「ファンダンゴ」

菅又 健 すがまた・けんguitar)
 4歳の時、偶然入った幼稚園にてギターと出会い、ギターを始める。エリス・レジーナに度肝を抜かれ、ジョアン・ボスコに打ちのめされブラジル音楽に傾倒。顔に似合わず綺麗な音とダイナミックなグルーヴを身上とし、ガットギターで都内を中心に様々な場所で活動中。2012年よりカンボジアの子供達にギターを送るプロジェクトを継続中。2013年、15年、16年、スリランカで開催された「Colombo Guitar Fest.」に単身出演、国営放送等にも出演し好評を博す。

福田 理貴 ふくだ・りき(violin) 
 桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学演奏学科卒業。卒業演奏会出演。小澤征爾主催の青少年のための室内楽勉強会に参加、その後サイトウキネンオペラ塾、サイトウキネン青少年のためのオペラに参加。新日本フィルハーモニー交響楽団の契約団員を経て、ソロ、オーケストラほかで活動。”のだめオーケストラ”メンバー。最近では、オランダのアムステルダムにて、コンセルトヘボウオーケストラ主席奏者Liviu Prunaru氏に師事。

真野 謡子 まの・ようこ(violin)<ボッケリーニ>
 山口県出身。高校卒業後、渡蘭。オランダ・デンハーグ王立音楽院卒業。さらに、Netherlands String Quartet Academy, ロッテルダム音楽院にて、さらに研鑽を積む。ヴェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭アカデミー、オールドバラ音楽祭、小澤征爾音楽塾などに参加。2010年春には、パレスチナにおけるバレンボイム=サイード財団の教育プロジェクトに携わる。

柘植 藍子  つげ・あいこ(viola)
 北海道出身。3歳よりヴァイオリンを始め、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校入学を機にヴィオラへ。東京芸術大学音楽学部では学内試験で選抜され、木曜コンサート(室内楽)、室内楽定期出演。2016年3月同大学音楽研究科修了。ヴァイオリンを市川映子、片山淑子、浦川宜也、ヴィオラを大野かおる、川崎和憲の各氏に師事。北海道では北広島市芸術文化ホール主宰ロビーコンサート及び春の音楽会、札幌JRタワー「そらのコンサート」等出演。現在芸大フィルハーモニアtutti奏者。

半澤 朝彦 はんざわ・あさひこ (cello)
 霧島国際音楽祭、京都フランス音楽アカデミーなどに選抜され、堤剛(桐朋学園大学)、F.ミュレール(パリ国立音楽院)、H.シャピロ(ジュリアード音楽院)氏らのマスタークラスで演奏。パリ・エコールノルマル音楽院のG.トゥリエール氏に6年間師事。2010年、英国Trinity-Guildhall音楽院ディプロマで同音楽院生相当の成績。本学国際学部准教授(国際関係史、音の政治学)。本シリーズをプロデュース。現在、チェロを毛利伯郎、J.ウォードクラーク(在英時)の各氏に師事。