34回 運営委員会 議事録
2009・7・21 18:00~19:50
於 : 白金キャンパス 記念館2階会議室
出席者: 中村・鍋島・明神・安田・吉田正・吉田威・橋元・小玉・田代・猪俣・井上・小檜山・竹之内・上原・野島・藍・柏木 (17名)
1.会長挨拶 -中村―
1)7/09の各校同窓会連絡会より
(1)星本部会長から今後の同窓会のあり方について意見を求めたいとの要請があり、07/23(木)に各校同窓会が意見を持ち寄ることになった。
この後、時間をとって意見交換したい。
(2)藤平副会長の辞任について。
(3)本部主催「ヘボン夫妻来日150周年 同窓会記念事業」について再度の協
力の要請があった。
(4)事務局の神さんおめでたで9月末退職を予定。後任は金子宏美さん(OB)引継ぎを08/01~09/30の間の予定でおこなう。
2)同窓会のあり方について意見交換(18:15~19:05)
今後も継続討議を予定するとのことなので、次回以降の討議効率を図るために出された意見の主旨を列記する。発言者名は記載せず、個々の内容の是々非々についても触れない。(大学同窓会事務局註記)
(1)こうなることは、全てが予測可能だったことだけに事前検討の不十分さが悔やまれる。以前のオール明学同窓会(以後、旧同窓会と記す)の財産であった、会員名簿の管理放棄、ルボアールの廃刊、会費徴収権の放棄と積立資産(約1億円)の減少など失ったものは大きい。また、旧同窓会時代に同窓会館の使用について学校と話し合って使用に関する契約書を交わしている。この契約も旧同窓会の財産の一つである。扱いがどうなっているか危惧する
(2)旧同窓会はオール明学の同窓会として母校の発展に寄与することと、同窓生の親睦を図ることを目的に、自主独立して機能する運営方針に基づき組織体制を整えて活動していた。
①会員名簿の管理(常に最新状態を保つメンテナンスを継続実施)
②活動資金の安定確保。(卒業生からの会費=定期収入、OBからの会費)
③卒業生への情報提供(ルボアール発行)、親睦の機会としての催事(ホームカミング、ゴルフ大会等)。
④支部活動への助成
⑤学校への寄付(インブリー館改修等伴う募金活動)
⑥学校行事への協賛(バッハアカデミー等)
⑦事務局の恒常的確保と人材確保(学校からの出向による事務局長)
⑧公正な運営・予算執行の管理を目的とした組織体制の設置(評議員会、常任理事会・部門別委員会)。
現在の同窓会の形態に移行した瞬間(財産を失った瞬間でもある)、旧同窓会は自主独立して運営する道を絶たれ、解散宣言こそしていないが事実上消滅した。
(3)現同窓会本部は旧同窓会の継承組織を標榜しているが、失った旧同窓会機能の回復あるいは新らたな機能を構築することもなく時間を稼ぎ、旧同窓会の形骸化した組織形態の保持に専念している。形骸化した組織の存続を正当付けるために、性別、年齢、卒業年次を超えて相互に人格を尊重しあって協働することで成り立つボランティアに基づく同窓会活動に、あろうことか、指示命令によって機能する企業活動における本支店関係のように、本部を上位に置き各校同窓会を下位に位置づけ、あたかも企業の統括本部のごとく報告があがってこないから各校同窓会の活動が見えないという奇妙な論理を展開している。経済活動を目的とする企業の組織形態は、ボランティアによる同窓会運営には馴染まないだけではなく、同窓会の活性化を阻害するものである。
現在の本部の混乱は現執行部の中枢幹部が自らの判断で招いたこと、既に使命を終えた集団は速やかに解体・解散すべきである。
(4)同窓会が現在の形になって時間が経過した。感情は感情として置き、このあたりで現体制を総括して次のステップに向け新しい形を構築する必要がある。前向きな取組がなければ現状打破もできないし発展もない。
(5)校友会構想は安定的な学生確保の象徴といった印象を感じる。根底の部分で校友会と同窓会の役割分担を明確に捉える必要があると考える。
また、大学と高校とは規模が異なる。今は大学同窓会にウェイトを置いての取組が優先すると考える。現行形態の本部は必要ない。
(6)前学長の、大学の現役とOBのパイプを作るという考えに従って現在の形の同窓会を作った。また、必要だからということで旧同窓会が作った名簿も学校に提供した経緯がある。
まず本部が意識を変えないと変えることはできない。例えば、未だに出張時に航空運賃を定価で支給するような規定を保持している組織である。現状の本部では校友会と協働関係を持つには役不足である。
(7)学校には組織上、学校法人明治学院という組織はあるが、実態は大学がイニシアチブをとっている。学校法人明治学院も時代の変化の中で変ってゆく可能性はある。
(8)校友会の役員会に大学同窓会からは役員を出すことができなかった。
大学同窓会は発足以来、大学との協働を前提に活動している。
(9)4年前の評議員会で評議員として参加し賛成したので責任を感じているが、今はこの4年間に生じた歪を見直す時期だと考える。
本部を解消し、新たに、各校同窓会の連合体による「オール明学同窓会連合会」構築の必要性を感じている。
この組織は現行の本部(上位)・各校同窓会(下位)という形ではなく、個々に自主独立した各校の同窓会が並列的に連合するもので、連合会長は最も規模の大きい大学同窓会長が兼務するのが良いと考える。また、合わせて事務局も連合会事務局へと移行するのがよい(要業務内容の見直しと役割分担の再編)。
(10)支部と旧制学校卒業生の扱いをよく検討する必要がある。
(11)校友会役員に支部長を入れたのは学生確保に目的があったのではないか。
※ 補足)今年の役員改選で支部長は全員退任した。
(12)各校同窓会は個々に活動を始めており、各支部も個々に活動をおこなっている。支部からは活動資金の一部を本部に求めたいとする要求はあるが、本部がなくても各団体は活動できると考える。
(13)白金高校同窓会は財源を確保しているので(卒業生一人一万円)、自主独立して活動ができる。同校同窓会ではこの財源の出金のシステムが本部経由になっていることに疑問を感じている。
本部には同窓会百年の垢が堆積している。各校校友会は無駄なことなので、大学同窓会がイニシアチブをとって「オール明学校友会」に発展させていくのがベターと考える。そのために大学同窓会は新たな考え方で取組む必要があると。他には高校の附属化、跡地の活用方法などがある。
2.議事。
1)実行委員会活動報告
(1)交流会対策(白金会支援) -吉田正・小玉・井上-
白金会支援実行委員会・交流会について(内容別紙配布資料)
①交流会実行委員会構成委員と役割分担
②平成21年度交流会
会場の都合で開催日を12/13(日)17:00~とする。
※ 招待状発送は10月末になるので、学生部、キャリアセンター、校友センター、執行部等の関係部署には早々に期日変更があったことを伝える。
③今後の予定及び検討事項
ⅰ各OB会長との事前打合せ(09/02・水・18:00~・記念館2階)
*大学同窓会出席役員(11名)
会長・副会長(中村、鍋島、明神)
実行委員長・副委員長(吉田正、竹之内、野島)
実行委員会 学生部・執行部担当(小玉、井上)
同 企画担当(藍)
同 体育会・文連・愛好会OB会担当(田代)
同 クラブ・ゼミ・職域OB会担当(柏木)
*案内状文案の内容検討等 ⇒ 猪俣(今月末期限・事務局前川宛)
※ 往復はがきを使用する。
出欠の回答期限は08/20(木)とする。
*事前打合せ ⇒ 08/26(水)18:00~
*弁当等は東京ケータリング(案)で進める。
ⅱ愛好会(35団体)、文連会(17団体)の内、OB会が存在する団体の調査については、本日の面談では回答が得られなかった。
改めて回答を得ることを約した。(事務局前川宛)
(2)広報活動 -上原・野島-
①大学校友会広報紙(2009/09月号)出稿について
07/15(水)に事務局に提出を完了した。
②各校合同の同窓生のお店紹介について
ⅰ登録フォーマットを作成した(内容別紙配布資料)。PCメール稼動者には別途メール添付で送付してある。
ⅱ運営委員一人一件の協力を願いたい。(提出期限8月末)
2)同窓会本部動向(07/16常任理事会より) -安田-
(1)藤平副会長辞任(06/10付け)、後任に後藤氏が就任。
※ 会長任命副会長。任期は残期間。
(2)支部 ⇒ 山口支部立ち上げ。香港支部会長交代。
(3)瀬古秀雄氏逝去(本部理事・07/21通夜、07/22告別式)
(4)夏期事務局閉室について
08/13(木)~同21(金)
※ キャンパス一斉休業のため、この間は入構できない。
以 上