第2期会長 中村 邦彦
“光陰矢のごとし” 2005年9月に設立された大学同窓会は去年3月で二期、5年半を終え、2011年4月より新役員体制で第三期目に入ります。今後の同窓会の運営、活動に資すべく5年半を振り返りたいと思います。 設立当初、会則は大学同窓会の理念、運営を軸とする“道標”程度で、大上段に構えることなく、フレキシビリティを持たせたもので、現在も基本的な考えは変わっていません。将来の同窓会のあり方、同窓会全体のイノベーションも予測し、会則を定めるべきものと考えています。
第一期は、同窓会本部と数度にわたる会合の結果、大学同窓会としての役割分担を明確にし、
一、運営委員会の年十回開催
一、現役大学生とOG・OBとの交流
一、各種OG・OB会(体育会、文化団体連合会、愛好会、職域、ゼミ等)との情報交換、意思疎通
一、広報の充実(ホームページの作成)
等を主な活動計画と位置付けました。
その後2006年4月、大学に校友会(校友センター)が設立されたことにより、大学同窓会としても、校友センターと緊密な連絡を取りながらタイアップしてきました。
2008年4月より第二期に入り、執行部は留任、運営委員は5名増員し、15名から20名体制でスタートしました。前期に掲げた活動も徐々に軌道にのり、更に各々の方針の充実、拡幅を計り、新たに就任され学長をはじめ、学校側の関係各位との交誼を深める方針も加え、成果も上がるようになってきました。
現役学生と各種OG・OBとの交流は、2007年12月に第1回を学校関係者も含め、70名程度を迎え明治記念館で開催しました。以降、回を重ねる毎に参加者も増え、2010年12月の第4回交流会は、初めて場所を学院パレットゾーンに移し、学長を始め学生部長、同窓会本役員等、370名という参加者で、盛大に行われました。OG・OBと現役、現役並びにOG・OB共に各部間の横断的、意思疎通、親睦も回を重ねる毎に深化してきました。
体育会につきましては、この期間中、多くの白金会が周年行事を迎えました。ラグビー部、柔道部の80周年、ソフトテニス部の70周年、硬式庭球部、バスケットボール部の60周年、合気道部の50周年、少林寺拳法の45周年と各部、今度益々の発展が期待されます。 文連では二本榎マンドリン合奏団の活躍(韓国、小諸講演等)、アナウンス研究会の同窓会に対する協力、愛好会・同窓会では、ぷらちな苦楽部の応援、舞踏研究会OBの活躍、ゼミでは白金みのる会の同窓会に対する提言、職域ではホテル白金会、東急白金会、不動産白金会の現役役員、社員の皆様の活躍を肌で感じとることができました。
特筆すべきは、運営委員の皆様のほぼ月一回の運営委員会における自由闊達な意見交換ボランティアにも係わらず自発的、献身的な行事への貢献に心から敬意を表します。
今後は前述の活動方針に加え、現在の日本の未曾有の経済状況の悪化の中、同窓会にとっても学生の就職への支援が大きなテーマとなり、キャリアセンターをはじめとする学校側とのタイアップが不可欠のものと考えます。
第三期からの大学同窓会の益々の発展、検討を期待しています。
大学同窓会2期の方針
第2期会長 中村 邦彦
大学同窓会は本年4月より第二期目の3年間の活動に入ることになりました。第一期目は大学同窓会の在り方、役割を模索しながら後半には「Do For Others」の創刊号に記したように、大学同窓会としての役割を明確にした活動方針を策定し、鋭意その遂行に努めてきました。特に大学同窓会の大きな役割のひとつは現役学生と同窓生との交流とバックアップにある訳ですが、昨年の12月には現役学生の体育会及び愛好会の執行役員を招き、同窓生70人程度が集まり交流会を開催することができました。第二期目は、第一期目の実績、経験を踏まえ、更なる質的向上を計るべく執行部は留任、運営委員を5名増やし20名体制としました。そのうち9名が新メンバーになり一層の活性化を図りながら臨みます。
○クラブ、ゼミ、職域、同期等の集まりの実態把握を深め、大学同窓会に期待される支援を行う。
○大学同窓会のホームページを立ち上げ、広報活動を一層充実させる
○現役学生との交流については新たにサークルにもにも広げ現役生のOBに対する要望、期待等をキメ細かく把握し、対策を検討する。
○新しく就任された明治学院大学学長との交諠を通じて、大学同窓会に寄せられる期待を把握し、協力、共栄を図る。
○大学校友センターとは定期的会合を持ち、お互いの立場を認識し、情報発信に協力する。
○大学同窓会組織を見直し、必要に応じて実行委員会に運営委員以外の同窓生委員を編入し、実効を挙げる。