生涯社会勉強

 正直に申し上げていま「つぶやき」の原稿を書いている自分が信じられません。と申しますのは、明治学院大学を卒業して以来30年以上の間、特に大学や同窓会などの団体組織そのものとの関わりがほとんどなかったからです。
 大学へは、1978年の入学でそのまま体育会ラグビー部の門をたたき入部。大学のオリエンテーション、授業の履修科目、時間割などについて大半を上級生の懇切丁寧なご指導に素直に従い大学生活をスタートしました。
 その後シーズン中は、鵜の木と東村山のグラウンドを行き来する日々が続き、シーズンオフになると大学へは行くものの受講の記憶がほとんどない状態(先生申し訳ございません)で過ごしていました。そんな訳ですから4年生になってから一生懸命勉強?して2単位オーバーのギリギリで卒業できた次第です。
 社会人になり仕事や家庭も忙しくなりましたが、大学というよりも相変わらずラグビー部関係者との交流は続いておりました。
 転機となったのは、2013年。現役大学生の秋の公式戦会場にて、ラグビー部の先輩から唐突に大学校友会の幹事を頼むと言われたことでした。
 そして2014年から2017年の2期、4年間を務めさせていただきました。それが大学を卒業してから実質的に初めての大学側と接触する機会であり現在は、本年4月より大学同窓会の運営委員として会に参加をさせていただいております。
 この6~7年の間に関わった方々が、いかに大学を愛していてご自身の本業、家庭も顧みず(笑)同窓生のために現役学生のためにさらに卒業生を含む関係者などのために日々尽力されていることが犇々と感じられました。
 特に今年は、未曽有の社会状態下で様々な制限のある中、同窓会の幹部の皆さんを中心に新たな取組手法を駆使しながらの活動を続けております。新参者の小生は、まだまだ活動内容自体全て把握していないので取り敢えず足手纏いにならぬようお手伝いから始めている状況です。
 今後は、大学同窓会へ微力ながら貢献できるよう精進していくことと、様々な方々と交流をさせて頂くことで自分自身のスキルアップを図って参りたいと考えております。
 まだまだ人生の社会勉強は続きそうです。

1982年卒業 筑田 良