キャリア応援イベント開催

2020年12月6日(日)「コロナ禍の就活をどう勝ち抜くか・・・?」というテーマで、「キャリア応援イベント」が、庭園の木々も色づいた八芳園でおこなわれました。今年はコロナ禍もあり、初のオンライン開催となり、不安も多々ありましたが、67名という多くの現役学生に参加していただき、盛大なイベントとなりました。

大学同窓会山本会長の挨拶で幕を開けたのに続き、お忙しい中、参加していただいた村田玲音学長には「就職難の現状の中、同窓会の就活サポートに感謝する」という、ありがたいお言葉をいただきました。

大学同窓会 山本会長

村田玲音学長

総合司会は菊地運営委員、講演の部司会・ファシリテーターは楢原キャリア応援イベント実行委員が担い、イベントは進行しました。

総合司会 菊地運営委員

楢原実行委員長

講演の部冒頭の基調講演としておこなわれた、78年度生で(株)エスプレシーボ・コム代表の安東徳子さんのお話は、心の持ち方や具体的な戦術があって、とても引き付けられる内容でした。事前に村田学長と打ち合わせはなかったのですが、明学の5つの教育目標の
1.他者を理解する力を身につける
2.分析力と構想力を身につける
3.コミュニケーション力を身につける
4.キャリアをデザインする力を身につける
5.共生社会の担い手となる力を身につける
が就職に勝つ(成就)ポイントであることや、”Do for Others(他者への貢献)”がキーだったのは納得しました。
就活のライバルは、同期ばかりではなく先輩や後輩も対象であること、さらには新型コロナウイルスの前から言われていたAIもライバルであることなど、後輩たちの心が潰されるくらい厳しい現代社会のことを教えていただきました。Zoomの画面に後輩たちや親世代の同窓生、学長の真剣な顔がありました。
明学生限定で無料の就活相談や手ほどきをFacebookやMessengerを活用してくださるのは強い味方です。Zoomに参加できなかった知り合いの後輩にお伝えください。

基調講演 安東徳子氏

基調講演

安東さんの貴重な講演の後は、4名の若手OBOGより「私の就活体験から言えること!」というテーマで講演をいただきました。
1人目、小日向さん(東京オリンピック・パラリンピック組織委員会 03社会)からは、「信念を持って就活に臨み、目標が漠然としていたら、働くのはどういうこと?というところからの情報収集、目標があるのならTo Do Listの作成が重要」とのアドバイス!!
2人目、鳥海さん(みずぼ不動産販売 13法律)からは、「自分の得意なことを、企業で何ができるかの自己アピールとして、積極的にアピールすることの重要性」「短所も長所ととらえてもらえる、論理的説明の必要性」を語っていただき!!
3人目、東野さん(日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ 13国際)からは、「就活とは、いかに自分を売り込んで、企業に欲しいと思わせるか!」それは「優秀な提案力が必須」「企業研究を徹底的におこない、自信をもって強気にチャレンジしてほしい」と就活に臨む心構えを説いていただき!!
4人目、中園さん(富士通 14政治)からは、「多くの企業を知ることにより、新たな出会いに繋がる」「1人で乗り越えることは困難。抱え込まず、多くの人々に支えてもらって」と就活に対する姿勢を語っていただきました。
4人の若手OBOGからのエールに対し、現役学生からもチャットで積極的な質問が多数寄せられ、今後の就活に必ずやプラスになると確信いたしました。

多数のリモート参加者

最後に、お忙しい中、最後まで参加していただいた村田学長より「就活は重要、コロナ禍でもよい人材を求めている企業は多数ある。明学生の誇りを胸に、自信を持って就活に臨んでほしい」とありがたいお言葉をいただき、楢原実行委員長のまとめと閉会挨拶を経て、成功裏に閉会となりました。
大学・卒業生が一体となり、現役学生を応援するこの素晴らしいイベントは、来年ぜひとも対面でおこないたいものです。「コロナに負けるな・・・!!」
末筆となりましたが、イベント運営にご尽力いただいたエスコム社・八芳園の皆様に心より感謝を申し上げます。

講演者と運営委員