明治学院コンサート・シリーズ 第81回 《北欧の春》

フィンランドのシベリウス、デンマークのニールセンという、北欧を代表する作曲家の澄んだ響きで春を迎えます。フランク・ブリッジは、やはり北国の感性を持つ、味わい深いイギリスの大家。若き日のベートーヴェンの傑作で、爽やかにメインを飾ります。理想の音響、豊かな響きが心地よい、ゆとりの140席アートホールでお楽しみください。
 
◎日 時  2016327()  1500 開演 (1430開場)
 ◎会 場  明治学院大学 白金キャンパス アートホール
       
入場無料 (一般の方々・学生、どなたにも開かれています)
 ◎主 催  国際学部 半澤朝彦
 ◎問い合わせ先 国際学部事務室:045863-2200

【曲目】

 シベリウス/弦楽三重奏曲
 ニールセン/2つのヴァイオリンのためのソナタ
 ブリッジ/「ラプソディ」(2vn/vla)
 ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第3番 作品18-3

【演奏者】
渡邉 みな子 わたなべ・みなこ (violin)
 大阪府立夕陽丘高校音楽科を経て、東京芸術大学音楽学部を卒業。2008年京都芸術祭「世界に翔く若き音楽家たち」出演。2010年、英国のLake District Summer Musicに奨学金を得て参加。2012年、FACEフィルハーモニー、SEN室内オーケストラとベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲を共演。2014年、オーストリアのInternationale Sommerakademie Bad Leonfeldenにて Ulf Wallin氏のマスタークラス受講。20159月、小澤征爾音楽塾に参加。 現在、山崎貴子、若林暢の各氏に師事。

◆二村 裕美 ふたむら・ひろみ (violin) 
 
福岡県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学卒業。在学中、室内楽試験にて選抜され学内のコンサートに出演。デザインKアンリミテッド国際音楽コンクール2014、全部門中グランプリ受賞。第8回横浜国際音楽コンクール、アンサンブル部門第1位。ヴァイオリンを吉田かつこ、西田博、澤和樹、山崎貴子の各氏に師事。現在、フリー演奏家としてソロ、室内楽、オーケストラ客演などで活動中。また、後進の指導にもあたっている。

◆柘植 藍子 つげ・あいこ (viola)
 3歳よりヴァイオリンをは
じめ、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校入学を機にヴィオラへ転向。桐朋学園大学卒業生とともにQuartetPOMPA、渡邉みな子とともにDuoAMicaを結成し、室内楽の自主企画公演を度々行う。東京芸術大学音楽学部を経て、現在同大学音楽研究科在籍中。2009年日本演奏家コンクール弦楽器部門特別賞、芸術賞受賞。2010年、ヴァイオリンを市川映子、片山淑子、浦川宜也、ヴィオラを大野かおる、川崎和憲の各氏に師事。北海道北広島市出身。

◆半澤 朝彦 はんざわ・あさひこ (cello)
 霧島国際音楽祭、京都フランス音楽アカデミーなどに選抜され、堤剛(桐朋学園大学)F.ミュレール(パリ国立音楽院)H.シャピロ(ジュリアード音楽院)G.ホーシュ(コンセルトヘボウ管首席)氏らのマスタークラスで演奏。パリ・エコールノルマル音楽院のG.トゥリエール氏に6年間師事。クライスト・チャーチ祝祭交響楽団などの首席奏者を務める。2010年、英国Trinity-Guildhall音楽院ディプロマで同音楽院生相当の成績。本学国際学部准教授(国際関係史、音の政治学)。本シリーズをプロデュース。現在、チェロを毛利伯郎、J.ウォードクラーク(在英時)の各氏に師事。