第54回 運営委員会 議事録
2011・07・05 18:30~20:00
於 : 白金キャンパス 記念館2階会議室
出席者: 安田・小玉・竹之内・内田・磯辺・井上・野島・柏木・伊吹・明神・田代・藍・日比野・及川・籾山・橋本(16名)
ゲスト:原田勝広ボランティアセンター長、新井典子校友センター長(陪席)
1.会長挨拶 -安田-
本日は、大学ボランティアセンター長の原田勝広教授に出席いただいた。これは、大学同窓会としても東日本大震災の支援協力でなにか出来ないかと検討しているところだが、まずは大学側・学生側の取り組みについて話を聞いてみようということで、今回ボランティアセンター長にお越し願った。
2.「Do for Smile@東日本」プロジェクト報告 -原田ボランティアセンター長―
3.11以降、明学は他校に先駆けて支援活動を開始した。キャンパス内での募金活動の
呼び掛けに、50数人が協力を申し出、学内での募金活動に200万円余の募金が集まった。
その後、プロジェクト名を「Do for Smile@東日本プロジェクト」と決めた。
<明学ボランティアセンターの主な活動>
◎日本ユニセフ協会協働プログラム
被災地の学校を回って、デンマーク製のおもちゃで遊ぶCFS(チャイルド・フレンド
リースクール)を行った。また、女川町では役所ともにニーズ調査を実施した。同プログラムは終了したが、学生たちから支援を継続したいとの声が上がり、現地の子ど
もたちが撮影した作品の写真展を開催する予定。
◎東北学院大学協働プログラム
東北学院大学のボランティアステーションにおいて活動を開始。子どもの遊び場での
ボランティア活動、新聞社の被災記録写真集の英訳、子供向けの英語本の和訳、救援物
資保管倉庫等の片付け作業を行った。
◎岩手県立大学協働プログラム
岩手県大槌町で、支援物資の整理、小・中学校では入学式の参加や清掃活動、アルバ
ムなどの洗浄作業を実施した。7月にも4回目の派遣を予定しており、夏場は暑いため
学生たちが着るTシャツを提供してもらうようユニクロと交渉し協力を得た。現地での
活動の際に、学生たちは明治学院大学のロゴ入りのベストを着用しているが、地元の人
に安心感を与えるとともに、明学の卒業生からも声をかけられるなど好評である。
◎その他の支援活動
日本赤十字社や日本財団、大学生協、Link from 311などとも連携して支援活動を行っ
ている。とくに日赤や日本財団には明学OBがいて緊密な協力体制をとっている。
◎募金の使途
「Do for Smile@東日本プロジェクト」に寄せられた募金は、ボランティア保険の加入
や現地における宿泊費、交通費の一部負担、現地で必要な消耗品の購入(ボランティアセンターが購入して学生に貸与)などに充てられる。当初はかなり集まったが、最近は減少気味のため大学同窓会においても募金活動の周知等の協力をお願いしたい。
さらに、被災地では宿泊先の確保が困難な状態。卒業生ルートで宿泊先の紹介や案内などの協力があると助かる。
センター長の報告の後、以下のような質疑応答が行われた。
・先日の評議員会で福島、宮城、岩手の方から発言があった。それによると、OB同士
間で安否情報などが早く伝わっていたようだ。ボランティアセンターと支部との連携はできているのか。
(原田)岩手支部の方からの協力もあると聞いている。
・学生の被災者及び家族への支援は行っているのか。
(原田)学生に対しては学費免除などを行っている。
・大学同窓会として、東京でできる支援はあるのか。
(原田)現在は、学生支援募金のご支援をお願いしたい。
・在校生支援の立場からも、大学同窓会として協力できるところは大いに協力していき
たいので、協力をお願いしたい。
(原田)このプロジェクトは、短期的に終わるものではない。今後は、大学同窓会とも
協調体制を取り、息の長い活動として取り組んでいきたい。
3.議事(配布資料=第5回交流会運営計画、広報委員会活動報告6月期、本部同窓会6
月理事会報告)
1)実行委員会活動報告
(1)白金会支援実行委員会 -井上-
当初交流会開催日は12月4日(日)を予定していたが、愛好会総会が12月11日
(日)となったため12月11日開催としたい。愛好会総会には毎年1000~1200名
が参加するので、交流会への出席者は3~4年生に限定する予定。また、総会が13
時~16時で予定されているため、交流会開催時間は15時~17時とする。
柏木=現役の学生が参加する交流会プログラムの策定には、ぜひ在校生支援実行委
員会も参画して協力したい。
井上=了承した。近々に実行委員会を開きたいので、それに参加してほしい。
(白金会支援実行委員会と在校生支援実行委員会の合同委員会を8月2日(火)18時から記念館会議室で開催することが決まった)
(2)在校生支援実行委員会 -柏木-
6月25日に設立20周年を迎えた学内学会の総会があり、その後懇親会が行われた。
今後も、学内学会等と連携を取りながら在校生支援の活動を進めていきたい。
(3)広報活動実行委員会 -野島-
①6月28日に情報員会の定例会が開かれ、同窓会本部の方針を踏まえ情報委員会と
して一貫したメッセージを発信していくことが確認された。
②「MG Navi 活躍する同窓生」は、飲食店以外のお店も掲載できるようになった但し、ガイドラインを設け、掲載前に委員会で検討することとした。また、前回配布した登録フォームに修正があったため、改訂版を後日配布する。
③会長挨拶の原稿締め切りが7月中旬。よろしくお願いしたい。
安田=了解した。
(4)校友会担当 -橋本-
東日本大震災による明学ボランティアセンターの活動報告は、新井校友センター長
が橋渡しをしてくれた。本日の原田センター長からも話があったが、「DO for Smile@
東日本プロジェクト」は中・長期的な活動になると聞いている。大学同窓会として
も本部同窓会や校友センターとも連携をとって支援を進めていきたい。
(5)同窓会本部動向 -柏木-
○6月における同窓会本部の活動について説明が行われた。
○6月10日の学院の評議員会で、任期満了による若林之矩氏から青木健作氏への理
事長交代が承認された。
○企画委員会において「女性の同窓会」の設立の要望があった。この提案に対し、
運営委員からは
・女性同窓会も結構だが、すでに参加している女性に力を発揮してもらえればよい
のでは?
・女性が活躍できる場を設けてもらうほうが先決。
・女性だけの絞り込むのはいかがなものか。男性でも一緒に出来るのであれば、参
加してもらえばよい。
といった意見が述べられた。
以 上